みんな大好きイタリアのヌテッラ！

Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリア情報をブログで発信しています。

なぜだか、女の人ってチョコレート大好きですよね。周りにもチョコレート好きの女性がたくさんいます。ある友達はスーパに行ったらまずチョコレートコーナーに行き、レジに行く前からもう食べ始めています。
イタリアの朝食は日本と違って甘い物が多く、その中でも重要なのがヌテッラ（NUTELLA）、イタリアに来てすぐはこのヌテッラのことを知らなかったのですが、びっくりするくらいのファンが世界中にいます。
見た目にも味もチョコレートクリームのようなので、チョコレートかと思いきや、イタリア人は大体、これはチョコレートじゃなくってノッチォーレ（ヘーゼルナッツ）だといいます。チョコの味がするんですが…
ただ、カカオも入っているので、イタリア人が言いたいのはベースの部分はヘーゼルナッツでそこに味付けでココアが入っている、ということなのでしょう。

で、少し調べてみました。
世界的に有名なヌテッラ（NUTELLA）、名前からも想像できるようにイタリアの商品で、1964年にトリノにある日本でも有名なフェレーロ社からこの製品は生まれました。

このヌテッラは、カカオ豆の輸入に対する過度の税金が従来のチョコレートの普及を妨げたため、焙煎したナッツ類にチョコレートを混ぜてできたペースト、ジャンドゥーヤ（gianduja）がピエモンテで定着しました。このジャンドゥーヤがベースとなり、このヌテッラができました。

このフェレーロ社で有名なブランドはキンダー（KINDER）や、 フェレーロ・ロシェ（FERRERO ROCHER）このチョコレートは日本でも知っている人は多いと思います。私も好きです。

クレープにこのヌテッラとバナナを入れて食べたり、クロワッサンのなかに入れたり、イタリアの甘いものには欠かせません。

中には好きすぎて、パンにつけて食べるのではなく、映画を見ながら直にスプーンで食べていたら、いつの間にか大瓶全部食べていた、っていう人もいました。
まだ食べたことのない人は是非試してみてください。

Ciao !

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