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田舎者に残されたモノ


お久しぶりです。

前回の投稿をたくさんの方に読んでいただき、「感動って生きる力になる」と感じたタカオカモトです。


僕が好きなアーティストのC&Kは『終わりなき輪舞曲』の中で

”つまるところ僕らが生きるには 感動以外なにもいらない”

と歌いましたが、感動レベルで心を揺さぶられることって、たしかに生きるために必要なものの中、かなりカーストの上位にいるなと。


ただ、僕はそれ以外にも必要なものってあると思うんです。

だってほら、

音楽がなくても生きていけるけど、そんな世界じゃあまりにも寂しいから。






(Def Techの受け売り)






そんなことより今日は、

最近なにかと話題の「田舎ライフ」の実態を勝手に暴露しようと思います。

というのも、僕の地元の話をすると

「田舎だね」

と、まるで長年連れ添った漫才師のボケとツッコミくらいナチュラルに相槌を打っていただくことがほとんどなんですが、田舎も案外悪いものでもないな、と思っている方が少なくないのでは?

という、ちょっとした希望もこめつつ

全国で読んでもらっている方々にそんな地元を紹介してみようと思ったわけです。


さて、前置きが長くなりましたが、僕が生まれ育った場所は一言でいうと


山!川!畑!たまに家!!


こんな感じです。

伝わりづらかったですか?

ではもう一度


山!山!川!畑!たまに猫!!


こんな感じです。

なかなか複雑なのでイメージしがたい部分もあると思いますが、おそらくこれ以外に的確な描写はないんじゃないかと。

要するに、、、


文字通り、なにもありません。


たまに友人が家まで遊びにきてくれますが、

夜の暗さと生活の不便さに大概驚かれます。


一方、夜空のきれいさと空気の美味しさ、自然と暮らす暖かさに関しては

忙しい毎日に心が疲れた都会の人を癒す魅力がじゅうぶんあるんだと思います。


現に、田舎への移住がこれだけ注目されているのは魅力の現れだと感じているので、歓迎すべきなのかもしれません。

ただ、これだけは知っておいてもらいたい。


都会の便利さは、都会にしかない


つまり、都会の便利さが溶け込んだ日常に暮らしている方にとって、田舎への移住は「生活の一部が切り落とされる」ことでもある、ということ。

このことはかなり日常に変化をもたらしそうです。


ここで僕が高校生だった頃の話をすると、

テレビや本で色々なものに興味を持ち、自分も挑戦してみたい!ワクワクする!といったものとの出会いには困りませんでした。

しかし、困ったことに


情報は得られるものの、詳しく教えてくれる人が周りにいない


現実にぶつかります。

それもそのはず、田舎に集まる人は一定数いたとしても、都会はそれを量的・質的に凌駕する多様性のるつぼだからです。


そこで僕が頼ったのは、

当時ビジネス系の人が多く利用していたSNSでした。

当時は読んだ本のレビュー、日常の些細な出来事、こういう人になりたい!等、漠然とした”情報発信”を自分なりにやっていました。

そんな僕でもある程度読んでくださる方、コメントをくださる方がいて、

「この人たちと会って話ができたら、、、」

と考えていた矢先、ふとあるアイデアを思いつきました。


そうだ、会いに行こう


そうして僕は高速バスに1時間揺られ、都会を目指す…

話は次回以降にしておこうと思います。


色々な方との出会いや衝撃の出来事等、書ける範囲で書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。


以上、第二回の投稿

「田舎者に残されたモノは、オンラインの繋がりと、1時間1本の高速バスだった」

でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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