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PRをマーケターのキャリアのゴールにするのは、どうですか?

SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。

最近、マーケターのキャリアのゴールにPRを目指すのもありなのではないかなと思いはじめました。ダイレクトマーケティングやマスマーケティングの実務経験を経て、PRパーソンにというキャリアパスです。

まずは、ダイレクトマーケティング・マスマーケティング・PRについてざっくりまとめてみました。

マーケとPR

PRの仕事は、ある程度以上の経験や知識がないと難しい仕事だと思っています。

なによりもPRでは、伝える相手もメッセージの内容もより経営に近づき、さらに伝達方法も第三者を介するという難しいコミュニケーション形態をとります。

SmartHRを例に挙げるとダイレクトマーケティングの場面では、「SmartHRを導入すると業務量が3分の1に!」というメッセージになりますが、PRの場面では、「煩雑な労務手続きや労務管理の効率化を可能にし、創出された時間でより価値のある仕事に集中できるように、人事労務部門が推し進める働き方改革を支援します」や「人事労務改革の後押しで社会保障制度をフレンドリーな存在へ」のようなメッセージになります。

情報の伝達方法も、メディアリレーションだけでなく、ダイレクトマーケティングやマスマーケティングで活用するオンライン(Google、Yahoo、Facebookとか)やオフライン(TVCM、雑誌とか)の広告について知識、経験も必要な場面が多くあります。むしろそれらの使い方を知っているとPR活動に広がりを持たせることができます。PRには総合力が求められます。

ここまでの内容からすると、ダイレクトマーケティングやマスマーケティングがPRと比較して、カンタンと読み取れてしまいますが、そういうことではないです。

ダイレクトマーケティング、マスマーケティングそれぞれは非常に高い専門知識と技術が求められます。一流になるには、当然それ相応の時間と努力が必要になります。

比較してPRはジェネラリスト(総合力が求められる)である必要があると思います。それぞれの領域を極めるまではいかずとも、一定水準のレベルまで習得し、PRへとキャリアを変えていくのもありなのではないかと思います。

1つの分野を突き詰めたいと思うか、色々なことを経験したいと思うかの違いくらいかもしれませんが、マーケターがPRパーソンになっていく道筋もありだなと思い始めました。

おわり


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