SAY-LA 7周年公演@渋谷クアトロ

SAY-LAに興味を持ったきっかけは、2019年1月リリースの“YES, 肯定ペンギン”だから、そろそろ3年になる。
たまたま訪れたタワーレコード新宿店でリリースイベントをやっていて、彼女たちの姿はフロアー内で仕切られていたので見ることはできなかったが、同曲を耳にして気に入り、その何日か後にCDを買ってしまった。

彼女たちに興味を持ち始めた時に、最初にどのメンバーが好みだと思ったかは忘れてしまったが、いつのまにか、沙藤まなか推しになっていた。

今思うと、彼女がSAY-LAのメンバーになって最初のシングルが“肯定ペンギン”だったので、事実上、まなか（もんちゃん）がいるSAY-LAが自分の好きなSAY-LAなんだろうなというのを改めて実感した。

とはいえ、今年9月に行われた最新シングル“水色ラフレシア”のリリースイベントまでは彼女たちのパフォーマンスを生で見る機会は全くなかった。

それは、彼女たちのライブ活動というのは、地下アイドル的な対バン形式のものが多いからだ。
こうした形式のライブというのは意外と金がかかるんだよね。入場料は安くても、ドリンク代が別途必要なうえに、物販に並ばないと悪いような雰囲気もあるしね。あと、タイムテーブル発表がギリギリだから、スケジュール調整が難しいというのもある。
そんな時、たまたま、土曜日の昼間という足を運びやすい時間帯のリリースイベント情報を掴んだので見てみようとなったって感じだろうか。

勿論、彼女たちが単独ライブを時々やっているのも知っていて、行きたいと思うこともあったが、自分の仕事の都合とか、コロナの感染状況とか、色々な事情を考慮して、これまでは見に行くことができていなかった。

そんな中、多少、睡眠時間は削るハメにはなるものの（未明とか早朝からの勤務が多いため）、何とかやりくりできそうな時間帯（19:00開演予定）と場所（渋谷）で単独ライブが開催されるということで足を運ぶことに決めた。

渋谷のCLUB QUATTROに行ったのって超久々！
というか、23年ぶりかもしれない！

前回ここで見たのはマッチボックス20（のちにトゥエンティ表記に変更）だ！そういえば、これ以来、彼等の来日公演は行われていないよね…。名曲が多いのに…。　　

そして、久しぶりにクアトロへ来て、ここがクソ邪魔な場所に柱があるせいで、クソ見にくい会場だということを思い出した。

今回もメンバー全員を一度に視界に入れることができた時間なんて、ほんのわずかしかなかったしね。

ライブ自体は、自分がSAY-LAに興味を持ってから（事実上、もんちゃん推しになってから）の全シングル表題曲（“肯定ペンギン”以外では、“正統派の夏が来る”、“感情リバーシブル”、そして、最新シングル“水色ラフレシア”）を聞くことができたので大満足だ。本当、SAY-LAって良い曲多いよね。
ところで、いくら良い曲が多いとはいえ、フィンランドやチェコで人気があるらしい理由って何？

まぁ、本公演に物足りなさがなかったわけではない。公演時間は短いし、いわゆる普通のアンコールもなかったしね。でも、優先席でなければ入場料がかなりリーズナブルだったことを考慮すれば仕方ないかなとも思う。

そして何よりも、もんちゃんが可愛い！それだけでも満足できた。でも、最年長メンバーなんだよね…。

そして思った。本公演は“7周年公演”と題しているけれど、7年間在籍しているメンバーって誰もいないんだよね…。最古参で5年9ヵ月だからね…。

オリコンチャートにランクインはするけれど、活動の基盤は対バン形式ライブが中心という、地下ではないけれど、ドルオタ以外の知名度は低い、いわゆる“半地下アイドル”って、本当、メンバーチェンジが激しいよね。

夢みるアドレセンスなんて今月だけでメンバー5人が卒業・脱退を発表していて、新メンバーが入るまではたった2人しか残らないからね…（そして3人が残ったジェネシスもビックリ！）。

まぁ、メンバーとファンの関係が近いと問題が起きやすいとか、半地下だから地上ほど収入がなくてやってられないとか、運営のやり方に不満がたまっていくとか、色々あるのかな？

《追記》
それにしても、こうしたライブスペースやライブハウスで強制的に徴収されるドリンク代って、いつの間にか600円がデフォルトになっているよね。しかも、コロナ禍になってからアルコール類は販売していないことがほとんどだから、その辺のコンビニで100円ちょっとで売っているミネラルウオーターが600円ってことだからね…。ぼったくりもいいところだ！

しかも、こうした会場でドリンク代を徴収するのはあくまで、ライブスペースやライブハウスはコンサートホールではなく飲食店だという理由のはずなのに、終演後はドリンク交換できないってのは詐欺と言っていいよね。