ホリック xxxHOLiC
ここ最近、日本映画界を巡る性暴力やパワハラなどの問題が相次いでいる。
そうした問題で糾弾されているのは男だけではない。河瀨直美のような女性監督だっている。
だから、独特の作風を持っている女性監督もそうしたパワハラ思考が強いのではないかと思えて仕方ないんだよね。
というか、日本のマスコミ・映像界の女性って、女性という性を使って男に媚びる者か、酒や野球が好きなオッサン化した者、男に負けるものかという気持ちが強すぎてヒステリックになり、結果としてパワハラを働く者という3タイプしかいないような気がする。そうなってしまうのは、日本の現場が男社会だからなんだけれどね。これは、政界にも言えることかな。
話を蜷川実花に戻すが、そもそも、彼女の父親である演出家の蜷川幸雄は稽古中、役者の演技が気に入らないと灰皿を投げつけるような人物だった。
何故か、日本の芸能界・マスコミではこれが、熱血指導と美談にされているが、彼のやっていたことはパワハラを超えた暴力だからね。
そんな、父親の血をひいているんだから蜷川実花にパワハラ体質があってもおかしくないしね。尚且つ、父親の権力に媚びる人たちからマンセーされてきたから蜷川実花は自分が偉いと思っているしね。
「スパゲティコード・ラブ」という映画に親の七光りでたいして実力もないのに、現場でパワハラしまくっている女性クリエイターが出てきたが、あれって、完全に蜷川実花がモデルだよね?つまり、クリエイティブ業界では彼女にムカついている人が多いってことなのかな?
そして、実際に本編を見てみると、相変わらず、ケバケバしい色彩感覚でエログロを描いているといった感じの内容だった。
最近、日本映画界で問題になっている諸案件を鑑みると、彼女もそちら側の人間に思えて仕方ない…。そうでないことを願うが。
それにしても、本作の吉岡りぽぽのエロ可愛い感じはなんなんだ!よく、このオファーをうけたよねって感じだな。蜷川実花のオファーは断れない雰囲気でもあるのかな?
まぁ、りぽぽはあざとかわいいキャラで女性から嫌われているとよく言われるから、元々そういう人ならこういうキャラを演じてもマイナスにはならないとは思うが。
柴咲コウはなんか棒読み演技に見えたが、何故?キャラ設定に合わせたのか?それとも、こういう世界観の作品が苦手?
主演の神木隆之介は制服を着たキャラだと、auのCMにしか見えないな…。
そういえば、auのCMの共演者でもある西野七瀬も出ていたが、驚くほど出番が少なかったな…。まぁ、同じ蜷川実花作品「Diner ダイナー」にも宮脇咲良や川栄李奈などといった秋元康系アイドル出身者がチョイ役で出ていたし、彼女自身、秋元系アイドルのMVを手掛けたりもしているから、そうした秋元人脈を使いやすいんだろうね。
鑑賞する前に場内を見渡すと、やたらと観客の女子率(女性ではなく女子)が高く、この場にいるのが恥ずかしいなと思っていたが、彼女たちって、SixTONESの松村北斗目当てのジャニオタだったのか…。
そういえば、玉城ティナは「ダイナー」に続く蜷川実花作品出演となったが、彼女の不思議な可愛いさってなんなんだろうか?
ちなみに出身者の話ばかりしているのは話がたいして面白くないからです。
というか、本作の配給って松竹とアスミックなのか。てっきり、ワーナーだと思っていた。「ダイナ―」の配給がワーナーだからかな?観客動員数ランキング初登場5位と大作としては失敗と言っていい興行成績になっているのも松竹とアスミックのプロモーションがダメなせいなのかな?まぁ、つまらないから客が来ないんだろうが。
前半はコロコロと話が変わるダイジェスト状態。後半は同じ日を何度も繰り返すエンドレスエイト状態と非常にバランスが悪い構成だったからね…。
1時間50分の映画でやるのは無理があったのでは?エンドロールを見るとNetflixも関与しているようだし、ネトフリのシリーズものとして10話くらいでやった方が良かったのでは?
とりあえず、ヤフコメは何でもマンセーするジャニオタの絶賛コメントばかりだから信用しないように!
それにしても、上映中、外から聞こえてくるデモの音がやかましかったな…。
渋谷HUMAXシネマで見たんだけれど、いくら、この映画館が入っている建物が外部からの音をシャットアウトしにくい構造になっているとはいえ、4階にまで音が響いてくるってありえないでしょ!
勝手に作品の音声がリミックスされた状態になっていたからね、本当、腹立った!まぁ、これのせいで集中して鑑賞できなかったから、話がつまらなく感じたというのもあったとは思う。
というか、何のデモをやっていたのか知らないが、5月3日の午後に渋谷でデモしていた連中に対しては○んでくれという感情しか抱けない。