旅のフォトアルバム 熊本・阿蘇の旅①恐怖!「カドリー・ドミニオン」の想い出
来月2日から大阪にも4度目となる緊急事態宣言が発出される見通しだ。
しばらく旅行にも行けそうにない。先日書いた「紀州加太の旅」が好評だったので、今回も過去に訪れて楽しかった旅先をご紹介しよう。
熊本地震が発生した2016年、熊本を応援しようと「九州ふっこう割」を利用して熊本・阿蘇旅行を計画した。
「阿蘇カドリー・ドミニオン」を皆さんはご存じだろうか。
『天才!志村どうぶつ園』で一躍人気者になったチンパンジーのパンくんがいることで有名だが、クマを中心としたテーマパークだ。
どうしてエントランスの鯉がこんなに狂暴なのだろう。恐怖を覚えながら入園すると…
クマ、クマ、クマ!怖い!!
「今、僕のことエサだと思って見上げてるよね!?」
7種類、200頭ものクマが飼育されているというから驚きだ。
「カドリー・ドミニオン」とは抱きしめたくなるような動物がたくさん居る所という意味ではなかったのか。これでは抱きしめられた瞬間おしまいである。
「可愛い動物も見たい!一刻も早く癒されたい!」とスタッフの方に聞いてみると可愛い子熊ちゃんを膝の上に乗せてだっこできるコーナーがあるという。喜んで行ってみると…
小学校3年生ぐらいの子が来た。クマにくまモンのTシャツを着せるセンスは好きだが、そんなことよりデカくないですか!?
手の爪とか、しっかり猛獣のそれですよ?この小3を膝の上に乗せるのは怖いが…
怖い!ずっしりしている!この爪で顔をパーン!とやられたらと思うとドキドキだった一方で、しっかりしつけられていて、大人しく可愛かった。膝から下ろすと私の心に安堵感が広がる。
結果的には良い体験だったが「可愛い子熊ちゃんを膝の上に乗せて癒されるコーナー…ってどこがやねん!!」
*時期によっては本当に可愛い赤ちゃん熊もだっこできる。
しかしものすごい獣臭だ。獣臭をぷんぷん漂わせながら、私はさらなる恐怖体験へ向けて歩き始めたのだった。
つづく