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オススメ海外ドラマ③『ブレイキング・バッド』
「ブレイキング・バッド」は、2008年~13年までアメリカとカナダで放送された名作中の名作だ。
私は去年の緊急事態宣言発出後に見始め、この作品のおかげで自粛期間が全く苦にならなかった。
改めてまだ見てない人は是非ご覧頂きたい。
輝かしい受賞歴
主演のブライアン・クランストンはプライムタイム・エミー賞で、ベスト男優賞を4年連続獲得。アーロン・ポールは助演男優賞を3回獲得している。
さらに 作品賞 (ドラマ部門)は2回受賞(ノミネートは5回)。
さらにクランストンはゴールデングローブ賞のベスト男優賞に4回輝き、全米映画俳優組合賞のベスト男優賞に5回ノミネートされるなど、書ききれないほどの受賞歴を誇る。
あらすじ
現代のアメリカ・ニューメキシコ州、アルバカーキが舞台。
肺がんで余命宣告を受けている高校の化学教師、ウォルター・ホワイトが主人公だ。
高校生の息子と、2人目の子を身ごもっている随分年下の妻と暮らしている。
「家族のために何とかお金を残してやらなければならない。」
余命わずかのウォルターは化学の知識を生かして、元教え子の不良と2人で覚せい剤の密造を始める。そして気が付けば全米最強の麻薬王になっていた…という物語だ。
タイトル「Braking Bad」の意味
「問題を起こす」「道を踏み外す」という意味だそうだ。
この言葉通りに、善良で大人しかった主人公ウォルターは道を踏み外し、どんどんダークで暴力的、共感できない人物へと変貌する。
それでも不思議なことにウォルターに感情移入し続けてしまうのだ。
ブライアン・クランストンの名演と緻密に計算され尽くした脚本の力の大きさを感じる。
ここが面白い!
「え!?次どうなんの!?」と思わせる実に良いタイミングで1つの話が終わる。だから無限に「続きを見る」をクリックしてしまうのだ。
裕福ではなくとも幸せだった1人の高校教師から、覚せい剤密造犯という大犯罪者になっていく過程をコミカルかつスリリングに描きながら、大金を得た代わりに失うものの大きさ、犯罪が新たな犯罪を生む負の連鎖がリアルに描写されている。
この作品もNet flixで見られる。「海外ドラマは何から見て良いか分かんない!」という方には特におすすめしたい作品だ。