最終回『J-HITS RADI×MATION season4』ご愛聴、ありがとうございました。
「J-HITS RADI×MATION」最終回
昨年11月6日にスタートし、半年に渡ってお送りした「J-HITS RADI×MATION season4」が最終回を迎えた。
弊社ラジオ大阪では、5月~10月の毎週金曜日は「そのだ競馬 その金ナイター中継」を放送していて、11月~4月のナイターオフ(?)期間に「J-HITS RADI × MATION」をお送りしている。
和田麻実子先輩、OBCアナウンススクール1期生で私の教え子でもある森川由香さんと続き、4代目DJを私が拝命した。
DJ TAKAOを名乗ってみてFM局のDJさんを改めて尊敬
我々AMの国の住民は、DJを名乗るのに照れがあるのだがせっかくのチャンスなので、喜んで「DJ TAKAO」を名乗ってみた。
しかし、軽い気持ちで名乗ってはいけないものだと思い知らされた。
FM802や、FM COCOLOなどの放送をよく聴いて研究してみると音楽愛とアーティストに対する強いリスペクトが根底にあり、サラりと喋っているようで非常に深く楽曲について調べられている。
それらの曲をどのように並べ、曲とトークでどんな物語を紡ぐか?
私たちAMラジオ局には無い番組作りの精神やノウハウが詰まっていることがよく分かり、改めてFM局のDJさんへの尊敬の念を新たにした。
「これは大変だ。」とようやく気付いたころ、初回オンエアの日を迎えた。
大阪のラジオは大阪弁?
トークの点で意識したのは共通語90%、大阪弁10%。
弊社ラジオ大阪には「大阪弁こそ標準語」という文化がある。アナウンサー採用試験なのに「あの子、大阪弁でけへんからなぁ。」と言われて不採用になった方がいたという珍しい(おかしな)放送局だ。
大阪のラジオ局は大阪弁!と思い込んでいたのは我々だけで、リスナーが大阪弁を求めているわけではないのではないか?
FM802とCOCOLOが、ここ大阪で圧倒的な支持を得ていることが証明している。フリートークコーナーの一部でたまに大阪弁が出るくらいがベストだと判断し、これまでの番組よりも喋りの速度も上げてテンポを出すように意識した。
敏腕竹内プロデューサー
担当プロデューサーは弊社のエース、竹内先輩だ。
看板番組『ハッピー・プラス』のプロデューサーであり『ちょこっとプラス』『浪花ともあれ浪曲ざんまい』などのP、Dを兼ねる鉄人である(竹内さん、本当にいつ寝ているんだろう)。「演歌を1曲だけかけたい」「日本酒コーナーがやりたい」という別々の私の提案を見事に融合し「地酒と演歌で心酔わす時間をあなたにお届けする Go To 地酒 Back To 演歌」という1つのコーナーに仕上げて下さった。
さらに「作らせてあなたのプレイリスト」も竹内Pの発案だ。
リクエストに添えられたエピソードにピッタリな曲を私と竹内Pでそれぞれ1曲ずつ選んで、合わせて3曲オンエアするという“リクエストの3倍返し”コーナーである。毎回この3曲が1つの物語のような仕上がりで、私も大好きなコーナーだった。ジムで泳ぎながらアイディアを練るという竹内Pの発想力と巧みなディレクション、大変勉強になった。
ゲストの皆さん
Bloom WorksのKAZZさん、石田裕之さん
ゆっふぃーこと寺嶋由芙さん
新型コロナウイルスの影響で、なかなか弊社のスタジオにお越しいただくことが出来なかったseason4だったが、小西真奈美さん、BREAKERZの皆さん、モーニング娘。'20の皆さん、城南海さん…毎週のようにアーティストの皆さんがコメントを寄せて下さった。
season5では弊社のスタジオで楽しくお話しできますように。
おしまいに…リスナーの皆さんへ
毎週、テーマに沿ったリクエスト曲を考えて下さった皆さん
プレイリストのコーナーにエピソードを送って下さった皆さん
そして、リクエストはしないけど毎週楽しみに聴いて下さった皆さん
深く感謝し、厚く御礼申し上げたい。
半年間楽しかった!そう!とにかくこの番組はただただ楽しかった!
リスナーの皆さんもそう感じて下さっていたなら幸いである。
木曜日の夜10時には「藤川貴央のDMZ」
土曜日の「みゆ&たかおの直球ボイス!」水曜に「ツレビキ!」もある。
引き続き、私藤川貴央の担当番組をどうぞ宜しく。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?