しろさとTT 2023年11月5日
第6回しろさとTT結果
日本自動車研究所 城里テストセンター(茨城県城里町)で開催された第6回しろさとTTの200kmに参加した。これで3回目の参加。前に仕事の都合で1回DNSしている。
あまり相性が良くない大会で、1回目は前日の夜からお腹を壊してほぼ補給が取れない状態でヘロヘロになって完走。2回目の昨年は不思議な体調不良で途中で眠くなり後半はゾンビ状態で完走。今回はそのリベンジを果たすつもりだったのだが、1周間違えでDNF。34周終わったところでサイクルコンピューターが198キロになっていたので、これで終わったと思ったら、実は35周しなければいけなかった、という痛恨のミス。これで次回にリベンジは持ち越し。
レース展開
今回は最後の大きなトライアスロンレースの佐渡から約2ヶ月あったが、海外出張が多かったのであまりバイクの練習は積んでいない状態。海外のホテルではジムでワットバイクに乗ってはいたけど、クランクは長いし、ママチャリポジションでしか漕げないので、ロードバイクの練習になっていたかどうかは疑問。
FTPも下がってしまって、195Wなので、6時間の長丁場を考えると160Wで6時間がんばろうという戦略で行く。
スタート直後からちょうど同じぐらいの速度のグループに入ってしまった。うまくルール通りの10mの間隔を開けて行ければ良いのだけれども、なかなかうまく立ち回れなかった。
ドラフティングにならないように、前の人の速度が落ちてきたら抜いて先頭に出るのだけれども、やはり先頭に出ると遅くなるので他の人に抜かれ、そのまま集団の後ろに行くのだけれども、坂とかで集団の速度が落ちるとまたその前に出て、そしてまた抜かれるというのを繰り返す事になってしまった。集団は6名ぐらいでTTバイクとロードバイクの混成だったので、下り坂や登り坂があるとバイクの性能なのか、個人の性格・能力なのかスピードがかなり上下して、結局ドラフティング状態になってしまう。本当は一定のワットで続けて走りたいのだけれども、なかなかそうもいかなくて、結局そのままで60キロ過ぎてしまった。今を思うと、多少のロスになるけれども足を止めて集団から離れれば良かったのだろうけれども、抜いたり抜かれたりというのを繰り返していると、なかなかその集団から離れるのも悔しくて、こんな事になってしまった。
70キロまで来たところでトイレ休憩を入れてこの集団状態からは抜けた出した。これまでにかなり足をつかってしまった。走行記録を見ると平均で180Wも出していた。
案の定それからはタイムが落ち、パワーもだだ下がり。100キロ過ぎには前回に似た感じで生あくびがでてきてしまった。これはまずいと思い、モルテンのカフェイン入りのジェルを食べたりしてなんとか目を覚ました。今回も普段はケトジェニックダイエットを続けているが、脂質代謝の運動にも糖質が必要という話をどこかで見たのでボトル2つにモルテンを入れ、バイクにはエネモチとスポーツ羊羹を入れておき、1周ごとにモルテンを飲んで、気が向いたらエネ餅とスポーツ羊羹の予定だった。この補給はほぼ予定どおり行えたが、口の中が甘いものだらけだったので、次回は塩気のあるものを何か考えたほうが良いと思った。
結果と反省
最初にも書いたとおり、34周終わったところでサイクルコンピューターが198キロだったので、これで終わりと思ってバイクから降りてしまった。しっかりと35周というのを確認すれば良かった。DNFの記録になってしまったのが本当に悔しい。タイムは34周時点で5時間50分だったので、後1周で6時間ギリギリだったはず。前回よりも20分以上短縮できたので満足ではあるが、かなり悔しい。
記録を見るとNPは166Wだったので、ちょっと頑張り過ぎ。前半のグループ走行がやはり良くなかった。後半も疲労が溜まりすぎてパワーが出せなかった。補給はモルテンパウダーを溶かしたのを2つ(160kcal x 2)、カフェインモルテンジェルを2つ(100kcal x 2)、エネ餅3つ(145kcal x 3)、スポーツようかん3つと(124kcal x 3)、合計約1200kcalでちょっと取りすぎだったかも。レースの次の日なのに、体重がいつもより1キロ重かった。
TPUチューブ
今回もいつもと同じロードバイクで参加したが、チューブをマージンのTPUに変えてみた。この効果は絶大で前回に比べて登りはとても楽になり、巡航速度の維持も楽だった。こんなにコストパフォーマンスの良い機材アップグレードは無いな、と思った。まだ使い始めたばかりなので、耐久性がどの位あるのかは謎だが、毎日の空気の減りもパナソニックのR'Airよりも少ない。
次回の目標
35周できっちりと完走するのが目標。次回こそは6時間切りをしたい。集団からはしっかり離れて同じワットで漕ぐようにしたい。