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メモ・テキストエディターアプリについてpart2

以前、noteに以下のような記事を書きました。

その時までに利用していたメモアプリ・テキストエディターについて棚卸しをして、用途や使用感などを簡単に記したものです。
あれから4ヶ月が経ち、メインで使っているものが固定化され、全く使わなくなったもの(アンインストールしたもの)が出てきたので、簡単にまとめておきたいと思います。

以前、noteに記事を投稿した頃は、正直なところ、現在メインで使用しているアプリにほぼ固定されつつある状況でした。
どのような状況だったかというと、
・RemNote(プライベートのデイリーログ用)
・Obsidian(職場ではデイリーログ用/プライベートではメモ全般やnote記事ドラフト用など)
・VScode(職場では文書作成用/note記事作成用)
をメインに使用しながら、用途や気分でGoogle Keep、Microsoft Word、EmEditor、Googleドキュメントを使っていた感じです。
また、その頃はLogseqを使うかどうか悩んでおり、インストールとアンインストールを繰り返していた時期でした😅

4ヶ月経った現在はというと、
・RemNote(プライベートのデイリーログ用)
・Obsidian(職場ではデイリーログ用/プライベートではメモ全般やnote記事ドラフト用など)
・Cursor(職場では文書作成用/note記事作成用)
をメインで使用しています。
さほど大きな変化はなく、VScodeからCursorに変わった程度ですが(ただし、正直なところ使用感は大きく変わっています)。
そして、しばらくはこの3アプリで固定されるのではないかと考えています。
あとは上記同様、用途や気分でGoogle Keep、Microsoft Word、EmEditor、Googleドキュメントを使う感じになるかと思います。
一方、ほとんど使わなくなったのは、Workflowy、Dynalist、Logseq、Notionです。

一応、使わなくなったアプリについて、その理由を簡単に説明したいと思います。
まず、Logseqです。
前の記事を書いた頃は、ちょうど使用を悩んでいた時期でしたが、結局使わないことにしました。理由は、同様のアウトライナーアプリと比較して、RemNoteの方が使い勝手が優れていると感じたからです。また、ノートアプリとしてもObsidianの方が使い勝手が優れており、アウトライナーしか使用できないLogseqと、アウトライナーとしても使用できるObsidianとの違いの大きさを感じました。あと、Androidアプリが、安定性の悪さや使いにくさを特に感じました。

アウトライナーアプリは、もうしばらくはRemNoteで良いかなと思っています。そんな理由で、Workflowy、Dynalistもここ数ヶ月開いていません。この2つのアプリは、一時は課金して使っていたのですが、今ではほとんど使っていません。
Workflowyは、アプリの使用感は良いのですが、ファイルが増えてくると使いにくくなるように感じています。しかし、そのシンプルさは気に入っているので、何かのきっかけで使用を再開する可能性もあります。
Dynalistは、アプリ制作陣がほぼObsidianに注力しているみたいなので、いつまでアプリがあるかも分からないなと思っています。Obsidianは、Dynalistの上位互換のような側面があるので、Dynalistを今後使用する機会はほとんどないと思います。

Notionもここしばらく触っていません。
サイトが重すぎることと、やはり使い方が難しいと感じています。
個人的には使い勝手が良いとも思いません。そのため、使い方を学ぶ労力に見合うだけの効果が得られないと感じています。あと、Notionって個人的には作業がしにくくて、作業場所って感じではないなと。保存場所のような印象を受けます。何かアーカイブしておきたいコンテンツがあれば、保管庫として使用する可能性もありますが、それ以外の用途では使用しないと思います。

VScodeは、完全に使用しなくなりました。
使い勝手の悪さのためではなく、VScodeをベースにしたAI搭載テキストエディターであるCursorへの完全移行が理由です。Cursorについては、後ほど詳しく説明します。

メインで使用しているアプリについても触れておきたいと思います。
まずは、RemNoteです。


プライベート用のデイリーログは、アウトライナーアプリで残したいというのがあり、Workflowy、Dynalist、Logseqと試してきたのですが、現状RemNoteに落ち着いています。上でも書いたのですが、アウトライナーアプリはもうしばらくはRemNoteで良いかなと思っています。デイリーノートが自動作成されるのが便利です。クラウド同期・保存なのも便利な点です。どの端末からもアクセスできるのが良い点です。特徴のRemデータを基にフラッシュカードを作れるという機能は、全く使っていません。興味のあるサイトや記事のリンクURLを保存すると、自動でサイトのタイトルなどを取得してくれるのも、かなり便利です。やや操作性に難を感じることがあるのですが、そこまでマイナス要素にはなっていないのです。

Obsidianについては、職場とプライベートではやや使い方を変えています。

職場では、デイリーログを付けるためのデジタルノートとして主に利用しています。タスク管理、スケジュール管理、ToDoリストやチェックリスト、メールの下書き、簡単な文章作成まで基本Obsidianで行っています。ちょっと前までは、「餅は餅屋」というふうに考えていたのもあり、タスク管理やスケジュール管理は別アプリに分けたりもしていたのですが、効率が悪いなと感じ始めたので、Obsidianに一本化することにしました。Obsidianは、プラグインが豊富なので、それを導入して使っています。職場のデイリーログもWorkflowy、Dynalist、Logseqと試してきたのですが、結局Obsidianに落ち着いたかなと思っています。
一方プライベートでは、主にnoteの記事のためのドラフト作成用に使っていることが多いです。RemNoteに付けているログを集めて、整理し、noteの記事のためのドラフトとして使っています。あとは、KindleプラグインというKindle本のハイライトを自動で抜き出せるという優れたプラグインがあるので、Kindle本からの読書ノート作成に使っています。このプラグインは、本当に便利です。このプラグインを使うためだけにObsidianを使うメリットはあると思っています。
非常に使い勝手の良いアプリだと思うのですが、ファイルをローカルに保存するタイプなのがやや不便な点です。一応、ファイルを複数デバイスで同期・共有したい場合はObsidian側が提供するObsidian Syncを利用することができるそうです(有料なので使っていません)。自分はAndroidアプリの場合は、FolderSyncというアプリ経由でGoogle Driveにファイルを同期・共有しています。あと、ObsidianはプラグインでGitを使うことができるので、これでGitHubに同期・共有可能です。自分の場合は、Obsidianのプラグインではなく、後述のCursorを使ってGitHubに同期・共有しています。
これは、完全に個人的な使用感でしかないのですが。Obsidianには、アウトライナーのプラグインもあり、アウトライナーとしても使用可能です。
ただ、アウトライナーとしての使用感はそこまで良くなく、正直なところWorkflowy、Dynalist、Logseqに劣ります。アウトライナーとしても使えるくらいに思っておくと良いかもしれません。

前回のnote記事から4ヶ月の間の一番の変化としては、VScodeからCursorへの移行があります。


Cursorは、VScodeをベースに開発されているので、使用感はもちろんのこと、VScodeから各種設定(jsonや拡張機能)の引継ぎが可能です。そして、Cursorのウリは、AI搭載です。ざっくり言うと、わざわざChatGPTやGeminiなどの生成AIのサイトにアクセスしなくても、アプリの中でこれら生成AIを使うことができるというものです。それだけ?と感じる方もいるかもしれませんが、アプリ内で生成AIを利用できることがどれほど便利なのかは、実際に使ってみなければ理解できないと思います。
デフォルトで使用できる生成AIは、数は限られていますが、APIを利用することで、ChatGPT、Gemini、Claudeの最新モデルを使用することも可能です。現在Googleの生成AIであるGeminiのAPIは、ほぼ無料で利用できるので、Gemini APIを登録してCursorを使用することをお勧めします。
Cursorは主にコードを書くプログラマー向けのテキストエディターという印象ですが、軽量で拡張機能も豊富であること(VScodeベースであるため)、からとても使いやすいため、コードを書かない方でも使用することをお勧めします(私も、主にコードを書くのではなく、趣味で利用しています)。コード以外の文章作成にも、十分活用できます。もちろん、コードを書く際に、Cursorの真価が発揮されるのでしょう。
現在、私はフリープランで利用していますが、最近アップデートされたCursor Tab(旧Copilot)と、新たに追加されたComposer機能には興味があります。この二つは、プロプラン(20ドル~)でなければ使用できないようです。主としてコード書きのために使っているわけではないので、現在のところプロプランへの課金には悩み中です🤔それならば、OpenAI APIやAnthropic APIに課金して、Cursor内で生成AIのAPIを利用を快適にした方が良いのではないかとも考えています🤔しばらく検討する必要があります🤔
Composer機能は、X(旧Twitter)で評判が良いので、魅力的です。
Cursorのメリットとしては、VScodeをベースとしているため、Gitを標準でサポートしている点が挙げられます。ファイルをGit/GitHubで管理できるため、非常に便利です。ObsidianのフォルダをCursorのワークスペースに取り込むことも可能なので、Cursor上で編集することもでき、非常に便利です。さらに、Obsidianのファイルに対するGit/GitHub管理のクライアントソフトとしても使用できます。
現時点でのデメリットは、スマートフォンアプリがない点くらいかなと思います。
Cursorについては、もう少し使い込んでから、別記事で詳しく紹介したいと考えています。ノンプログラマー向けのCursorの使い方といった内容で。そのような内容であれば、需要があるのではないかと考えています。

次点として、Google Keepにも触れておきたいと思います。
職場でもプライベートでも、利用している唯一のアプリです。アプリとWebブラウザの両方からアクセスでき、データもクラウドで同期・保存されるため、使いやすいです。一時的に残しておきたいメモに使いやすいと感じています。ただし、メモアプリであるため、長文の作成には向いていないと感じています。

以上、使わなくなったアプリとメインで使用しているアプリについての現在の個人的な感想を述べました。
最後に、念のためお断りしておきます。
使わなくなったアプリについては、個人的な使用感や用途に合わなかったため使用しなくなったことをご理解ください。いずれのアプリも、決して悪いアプリではなく、人によっては合う場合もあるでしょうし、使用する人によって評価が異なると思います。そのため、アプリを批判する意図はありませんので、誤解なさらぬようお願いいたします。

また、メインで使用しているアプリについても、宣伝目的ではなく、あくまで個人的な使用感を述べていることをご理解ください。アプリの宣伝をする意図はありません。アプリの使用感は人それぞれですので、皆さんも試用しながら、ご自身にとって最適なツールを見つけていただければ幸いです。
以上となります。今後ともよろしくお願いいたします。

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