やまもとたかゆき@伊織のパパ
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第17話: 子育てはパパにとってボーナスステージ。奥さんだけに任せるなんてもったいない!「アフリカから帰ってきたニート夫と娘の成長期」
出産予定日まで5日を切った。 いよいよだ。 もうすぐ会える。 準備も着々と進めている。 というよりも、お義姉さんをはじめとする周りの方々に文字通り山ほどベビーグッズを頂いたので、ほとんど自分たちで買ったものがない。そのおかげで余裕がある状況で環境を整えられている。 かわいい服も用意したし、ウォーターサーバーも設置して沐浴の予行練習と抱っこ紐も付け方も習得済みだ。 産まれるまでに練習しておけば少し心に余裕ができる。実際にやってみると色々と気付くこともある。 例えば
第16話: 終焉の嫁姑問題。奥さんの意見ではなくて、パパの意見として伝えて欲しいんです「アフリカから帰ってきたニート夫と娘の成長期」
前回、お家がネズミーランドになり、僕と妻、そして僕の両親の奇妙な同居生活が始まったわけだが、妻によってはこれが最大の試練となっているようだ。 いきなり旦那の親と住むことになったのだからストレス of ストレスの何者でもない。幸い、うちの親はいい意味で無頓着であり、こだわりがない。一緒には住んでいるが、自由にすればいいというスタンスなので本当に有難い。 また、うちは男兄弟しかおらず、女性に対しては特段優しい。妻や兄の奥さんにも甘いので、結婚史上最恐の関門、嫁姑問題は発生して
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第11話: マタニティマークと母子手帳がうちにもやってきた。オットニティマークと父子手帳はいずこに「アフリカから帰ってきたニート夫と娘の成長期」
妊娠から5ヶ月半、日本に帰国してから3日後、僕は初めて胎動を感じることができた。アフリカにいる間はバタバタしており、お腹の中の赤ちゃんも落ち着くことができなかったのだろう。あまり動くとお母さんがしんどいと思ってじっとしてくれていたのかもしれない。 さあ、妊娠が分かると様々な準備や手続きを行うことになるが、1番初めのハッピーなイベントといえば母子手帳の受け取りではないだろうか。 母子手帳を受け取りに役所まで行くことができる夫はなかなかいないと思うが、役所で説明を聞いていると
第10話:日本帰国。考えることは山積み。赤ちゃんにとってどこで産むのが最適解なのか 「アフリカから帰ってきたニート夫と娘の成長期」
日本へ帰国しようやく腰を落ち着けたのは、かつて祖父と祖母が暮らした哀愁漂う長屋だった。祖父は僕が高校生の頃に亡くなっており、祖母は今施設で元気にやっている。状況が状況なだけに会いにいけないのがもどかしいが、祖母が戻ってくるまでの間、家を使わせてもらうことにした。 家賃が掛からないのはすごくありがたかった。妻の妊娠を知った父と兄は早速、長屋を魔改造していた。長屋というのは隣の家と壁を共有しており、見事なプライベートフリーを実現しているのだが、父と兄はDIYで防音壁を作っていた