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外殻と部品
何かを分解したことってあります?
私はビデオデッキ、使い捨てカメラ、分光光度計、ラジオとかそういう機械を分解したことがあります。
使い捨てカメラは、小学生の時に自由研究で分解したんですけど、あれ、うっかりしてると感電するので分解はしないでください。
ちゃんと「分解しないでください」って書いてあります。
因みに私は感電しました。
機械などを分解すると部品が一つ一つ目に見えるし、確認できるから分かりやすいんですよね。
カパッと外殻を外すと、いろいろなものが出てきます。
人間でいう脳の部分の部品、それをつなげる部品、ある機能に特化した部品。それはそれは沢山の部品が出てきます。
たまになにこれ!みたいなものも出てきたりするんですよね。
分光光度計を分解したときはでっかい綺麗なプリズムが出てきたのがファンタジーな感じがしてテンション上がりました。
かと思えば、こんなものが詰められていたのかとビジュアル的にショックを受けるものが出てきたりもします。
これもまた一興。
最近なんて、便利な機械だらけだから様々な機械がありますよね。
家電にしろ工業用にしろ。
そういった便利な物って、色々な部品からなる「機械」として我々は認識しています。
それって機械だけでなく、何を作り上げるまでの作業だとかにも置き換えられるなと思ったのです。
例えば、私の業務でもあるネイル施術。
お花柄のネイルとオーダーを頂戴したら、それを施術していくわけですが、これを仕上がるまでの工程で考えると、
①爪周り綺麗にする
②ベース材料の塗布
③ベースカラーの塗布
④お花の花びらを描く
⑤花心を描く
⑥コーティングする
凄くシンプルに見積もっても6工程が必要になってきます。
これが機械で言う部品の部分です。
まぁ、当たり前のことなんですが、それを「お花柄のネイル」で仕上がりのイメージでとらえるのと、
部品部分の「(工程を含めた)お花柄のネイル」でとらえるのとではイメージとかその先の発展性とか全然違うものになるんですね。
当たり前のことと言ったらそうなんですけど、ふと、機械を分解しながら考えていたらこんなことが頭に浮かびました。
私の中で当たり前のように外殻だけの認識というのが最近頻繁に発動しているなと反省しました。
これはちょっとつまらないですからね。
部品を意識した認識ができると面白いと思うのでそうしていきたいと思います。
今日は決意表明のようになってしまいました笑
毎日本当に冷えますので暖かくしてお過ごしください。
では皆様また明日に。