すごく喉が乾いた記憶 #54
小さな頃の記憶の中でも、すごく喉が乾いた記憶って結構覚えてるもので、まあ今回はそんなとりとめもない事を書いていきたいと思います。マジで大した事は書きませんので。
確実に記憶に残っているものは二つありまして、一つはボーイスカウト的な集団キャンプみたいなのに参加した時です。
あれは小学2、3年生の頃だったと思うんですよね。
3泊4日の地域の集団キャンプみたいなのに参加した時の事ですね。
キャンプ場に着くと注意事項みたいな説明を受けて、その中に「キャプ場内の水道の水は生水なのでお腹を壊すため飲まない事」というのがあって、それを頑なに守ったのが時でした。
キャンプ中ハイキングという催しがあって、山をずっと歩いていたのですが、持っていってた水筒が序盤の道で空になり、そこからずっと喉カラカラの状態で、ハイキングを2〜3時間続けました。
途中山を登ってる間、喉が渇いたしか感情がなく、手がジンジンしてくるほどでした。もちろん、山の上の景色など覚えておりません。
知らない子ばかりで、水筒のお茶ちょうだいとも言えず最後ずっと我慢して過ごしました。
キャンプ場に戻った時、もう限界だと思いトイレ行くと言い水道のところで顔を洗うフリをして一口だけ口に水を含みました。
あの時の感動は今でも忘れていません。本当に奇跡の一口でした。それ以降もあれほど美味しいと思った一口には出会ってません。
そして、1時間経っても2時間経ってもお腹が痛くなりませんでした。そこで、僕はみんなが寝静まってから水道のところにこっそり行ってたらふく水道から出る水を飲みまくりました。
あの快感も今でも忘れていません。子供ってバカですね。
そして、次の日ちゃんと腹を壊しました。
もう一つは、これも小学校低学年の時です。
友達と学校帰りにそのままその友達の家に行く流れになりました。
その友達の家が学校でも一番ぐらい遠い家で、真夏の炎天下の中、ひたすら歩きました。
遠過ぎて土地勘もないし、何故か公園とか寄るという発想もなかったので喉がカラカラでした。
友達は帰ったらお茶あげるからの一点張りでした。
その友達は普段の道なので慣れているようでしたが、僕には地獄の道でした。
汗だくでフラフラになりながら、その友達の家に着きました。友達は得意げにお茶を出してきました。
僕は神にでもすがる思いで、両手でコップを持ち一気に飲み干しました。ドクダミ茶でした。
めちゃくちゃ苦いやつでした。昔よくありましたよね、何でこの家こんな味のお茶やねんってやつ、あれでした。
普通、麦茶やろ、頂いてるのに怒りさえ覚えました。
それでも喉が渇き過ぎていて、3杯ぐらい飲みました。
その日からその友達の家に遊びに行くときは、自分の家のお茶を入れた水筒を持っていく事になりました。
まあ喉が渇き過ぎた辛い思い出は色濃く残っているものですね。
まあまあまあまあな話でした。
2021/05/20
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