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MERCK社のsustainability reportより。ドイツ企業の人的資本開示第11弾!

自己紹介

4,300社のお客様が使うミツカリ適性検査のミツカリ代表。社会全体の適材適所を目指して邁進しております。4児👦👦👦👧の父で子供好き。教えることで教えて頂くことが生き甲斐の多動人間。
下記の本からドイツ企業の人的資本開示が進んでいることを知り決算資料を見ていく企画第11弾(以前の記事はこちら)。

今回はメルク

今回は創業なんと17世紀、現存する最古の化学メーカーで、その株の70%を今も創業家がもつというメルクに関して見ていこうと思います。DLのURLは下記になります。

https://www.merckgroup.com/en/sustainability-report/2021/services/downloads.html

こちらのレポートのP114-138が人的資本開示に関する内容。
魅力ある雇用主であること、D&E、組織人材開発、従業員の健康に関してが目次。
総じて大きなお題目とそれをいかに実現するかという具体案に満ちた読み応えのある内容でした。

広告に使う言葉をきちんとダイバーシティを意識できているかをサポート(検知?)するテクノロジーを導入したという記載。

若いタレントを会社に引きつける仕組みとしてトレイニー制度を設けている。

男女の比率+2030年までの目標

単純に数値を出すだけじゃなくて目標となぜそれが必要なのかにも言及されている。

人種やバックグラウンド別のリーダーの割合

性別だけでなく、人種も含めた多様性をゴールを設定して取り組んでいる数値の共有。

公平性を目指す!だけじゃなくてじゃあどうやってまで含まれた記載。

感じたこと

今まで見てきた中では抜きん出た内容に感じた。多様性を持ってニーズに応えることで株式市場からの要請にも応えられるようになります。その根本は人であり、じゃあどうやってその人たちを魅力づけし、評価し、健康を維持していくのかといった具体論もセットで記載されている内容でした。


自己分析、教育、自己啓発などの情報を引き続き発信していきますので、気に入っていただけたら是非是非サポートいただけたら嬉しいです!