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国分寺、小平探訪(地下25mで激臭とふれあい編)
恋ヶ窪駅を抜けて府中街道を北に向かって進む。交通量はけっこう多い。大きな公園やら空き地やら緑も多い。倉庫っぽい建物も多い。突然「きぬた歯科」の看板も出現する。バラエティ豊かだ。
(烏骨鶏もいた)
「そろそろ津田塾大学かな」と思ったその時、それはいきなり現れた。事前のネット調査で気になっていた「ふれあい下水道館」だ。本物の下水管に入れて、その臭いを体験することができるという「誰得?」な施設である。訪れる予定はなかった(ていうか除外してた)が、こうやって目の前に現れてしまったらしょうがない。覚悟を決めて入館した。
小平市ふれあい下水道館
平成2年度に下水道の普及率が100%を達成したことを記念してつくられました。誰でも自由に本物の下水道管の中に入ることができる日本で唯一の施設です。
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/070/070022.html
「下水道館」のイメージと異なり、受付にいたお姉さんはとてもキレイな人だった。良いメガネ女子。お姉さんにペコペコと挨拶しながら、奥に進む。こんなポップなオブジェもあるが、我々はこれから本物の下水管に突入しようとしているのだ。
通常の博物館などは上の階に続いていくが、このふれあい下水管は下に下に続く。各階の展示を見ながら徐々に現場に近づいていく。緊張感が高まる。そして現場である地下5階に到着。「厳重に扉が閉められており、臭いがフロアに行かないようになっている」というネットの記述があったからとりあえずは安心…って扉開いてるじゃん!!
心なしか異臭を感じるぞ…。扉の向こうにはガイドのおじさんと2人のお客さんがいた。僕らも近づいてみた。
「おぉ…思ってたほどではないが、かなり臭い…水もドス黒い…なかなか辛いぞ...おじさんの説明は続くっぽいけど、ちょっとこれ以上は無理…」
そそくさと1階に戻り、受付のお姉さんに再びペコペコと挨拶して外に出た。下水管、下水の写真は撮るのを躊躇して撮れなかった。興味のある方はぜひ一度行ってみて欲しい。臭いだが、簡単に言うと「田舎にあるボットン便所の強化版」って思ってくれればいい。
ふれあい下水道館を出てすぐのところに津田塾がある。このあたりは「津田町」という住所で、津田塾があったことからその名がついたようだ。津田塾前には玉川上水が流れている。上水はキレイなお水だ。臭くない。
玉川上水をまたがるように西武国分寺線の線路が架かる。すぐそこは鷹の台駅だ。(おわり)
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