第75回秋季東北地区高校野球大会 ベスト4展望

皆さん、こんにちは!
今回は秋季東北大会のベスト4を展望していきます!
夏春連続出場を狙うチームが4校中3校と、
実力伯仲な大会となった気がしますね!
では、ベスト4に進出したチームの戦力分析と行きましょう!

12年ぶりの選抜へ、投手力充実 東北(宮城1位)

12年ぶりにベスト4へ進んだ東北。準々決勝は0-2で迎えた8回裏、三塁へのしぶとい内野安打から、一気に4得点を奪う逆転勝ち。勢いも付けて準決勝に乗り込む。そんなチームの躍進の原動力となっているのが、右腕ハッブス、左腕秋本の鉄壁2枚看板。ハッブスはこの秋で安定感を身につけ、先発として試合を作り、左腕秋本はまだ東北大会に入って失点0。守備力からリズムを作り、接戦をものにしてきた。打線は中軸の山田、佐藤に当たりが出始めており、この2人の前に走者を溜めていきたいところだ。

経験値は十分、3季連続の甲子園へ 聖光学院(福島1位)

今夏甲子園ベスト4のメンバーを中心にここまで勝ち上がってきた聖光学院。経験者の髙中、三好の状態がなかなか上がらない中、キーマンとなっているのは、2番の緑川。確実に犠打を決める2番打者らしい働きに加え、コンスタントにヒットを量産。更には、準々決勝の由利戦では、試合を決めるセーフティースクイズを決めるなど、勝負強さも誇る。更に松尾や宮一など、この秋からスタメンを張る選手たちがチームを盛り立てている。準決勝でも、終盤での勝負強さを発揮して、2年連続の選抜甲子園を決定づけたい。

ここまで、接戦を制してきた両チームの対戦になりましたね。東北の投手2枚看板に、聖光学院の勝負強い打線が立ちはだかる構図になりそうです。終盤まで目が離せない戦いが期待できますよ!

夏春連覇へ、投手陣のスタミナ十分 仙台育英(宮城2位)

夏春連覇に向けて、準決勝を勝ち上がることは至上命題な仙台育英。準々決勝では、背番号10の湯田が二塁すら踏ませない快投で、完封。甲子園経験十分なエース髙橋、仁田を温存することにも成功し、万全の投手陣の状態で準決勝・決勝に臨むこととなりそうだ。打線も夏から4番を張り続ける齋藤陽を中心に中軸に当たりが出始めているが、まだまだ本調子とは言えない状態か。投手陣が万全なだけに、早めに援護点をプレゼントして、試合を優位に進めていきたいところだ。

総合力で秋田久々の一般枠出場へ 能代松陽(秋田1位)

秋田県勢としては久々の一般枠出場へ。投打ともに勢いに乗る能代松陽が挑む。エースの大黒柱森岡は、140キロの直球を軸に12回154球の熱投。連投となりスタミナが気になるところではあるが、秋田大会からほぼ一人で投げ抜いてきたエースは気力十分だろう。また東北大会に入ってからは、打線が活発。特にエース森岡は6割超え、9番の保坂も5割超えなど、上位から回まで切れ目の無い打線が、仙台育英打線を捉えられるかが注目だ。念願の秋田県勢の一般枠出場へ、チーム一丸で戦い抜く。

仙台育英も能代松陽も投手力が売りですが、連戦となるだけに能代松陽のエース・森岡の疲労具合はやはり気になるところ。打線がカバーできるかが能代松陽にとっては重要ですね。

実力伯仲の東北大会、この中から3枠の選抜甲子園への切符をつかむのはどこになるのでしょうか!?



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