「祈り」について考察したい
祈りの場面は、医療の場面、子どもの成長の場面、供養の場面などというイメージがありますが、それだけではなく「いただきます」や「ごちそうさま」と言った言葉までを含めると、祈りに関係している場面は、数多くあります。
大事にしたいキーワード
・祈り・幸せ・つながり・ウェルビーイング・願う・念ずる・想いを届ける・遠隔・喜び・安心・幸福・満足・納得・安定・穏やか・感謝・不安・義務・苦悩・償い・悲しみ・祈る・祈られる・双方向・健康・予防医学
上記のキーワードをヒントに、「祈り」という行為が与える精神的な影響を掘り下げたいと思っています。
特にコロナ禍になり、不安な気持ちから自身の健康を祈ったり、家族や身近な人の健康を祈るという行為が増えたように思います。また、会いたくても会えないことで、孤独を感じ、心が辛くなってしまうという声をよく耳にします。自身の「思い」と「現実」を一致させることは難しいことですが、多くの方が「穏やかな心持ちで生活したい」と強く願うようになったと感じています。
「祈り」は、本人だけではなく、双方向にいい影響があったり、身体的にもいい影響があるなど、大きな可能性があるテーマであると思っています。
宗教行為での「祈り」という枠ではなく、もっと大きくて自然な「祈り」について深めていきたいと思っています。