「みんな違って みんないい」とは・・・。
コンビニやファーストフードで提供される飲み物のサイズですが、同じ「Sサイズ」であったとしても、お店よって大きさが違うのはご存知でしょうか?
スターバックス・ドトール・マクドナルドのSサイズのコーヒーの分量を比較すると、量が一番多いのはマクドナルドだそうです。
Sサイズと言いながら、各社によおって分量が異なることに少々驚きました。
歴史を振り返ってみると、中世(室町時代)では、同じ分量表示であっても、
地域や組織によって容量の相違は激しいものがあり、「一升」と言っても、
3倍以上の容積の差があり、それが「一升」として通用していたそうです。
それは、田んぼ一反と行っても、日当たりや地面によって異なったり、用途も違い、収穫高が異なることが理由の一つだそうです。
規格を統一することは、とても大切なことかもしれません。
しかし、ある意味では「おおらか」さがある不統一というのも、大事な視点ではないでしょうか?
私たち「人間」についても、規格に当てはめるだけではなく、「おおらかに違いを認める」という視点を大事にしたいと思います。
参考文献:
・室町は今日もハードボイルド(新潮社) 清水克行
こちらの「みんな違ってみんないい」の詩
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