【平成最後の鉄道旅行】 その7:ローカルと〇〇のはなし
益田からの山陰線は、長門市まで約2時間ほどかかる。
これがキハ120などの単行列車としたら道中辛いなと生じ考えていた。
普通列車しかなく、一部崖の近くなど20キロ制限がある。
しかし、表定速度は50キロ弱あり近くを走る一般道と変わらない。
海沿いで景色がいいのは島根県内と変わらない。
この区間、乗りとおせるのは僅か6往復しかなく、日中は4時間ほど空く。
午前中は大きく空いているのは通学時間に合わせていると考えられる。
今日は土曜日で休みなのか学生は皆無でした。
上下列車とも同じような時間に設定されていて本数は少ないながら行き違いはあります。
乗車した列車も木与で東萩を過ぎて三見で行き違い。
両列車ともキハ40の単行だった。
乗り心地はボックスシートで最近の車両に比べクッションも柔かくローカル線では安心感がある。
益田を過ぎるとすぐに山側に石見空港がある。
益田からほど近いのは意外だった。
長門市駅でそろう赤いキハ40は山陰本線で奥が乗車してきた益田から。
手前は長門市発下関行。
キハ120は美祢線厚狭行き。
田舎のローカル駅であるが接続を重視している
〇〇のはなし
すごいのはネーミングのユニークさが際立つ列車だということ。
萩の「は」長門の「な」下関の「し」とはうまく考えたものだ。
この列車は、本日観光列車としては2本目である。
やはり、18きっぷでも乗れる 快速指定席にしたのか?という疑問。
和と洋の車両構成で和は新たに改造であるが洋は「みすず潮騒」の時と同じみたい。
新下関行は、東萩から長門市まで行き、そこから仙崎へ一駅盲腸線を往復してくる。
今日は東萩行きは一週間前の時点で売り切れていたが、新下関行きはまだ空席が何席かあり予約できた。
景色は相変わらず絶景続きである。
特牛が最寄りの青海島大橋は行きたい。
また人丸近くの最上稲荷もいきたい。
今度はクルマで行くぞ。
車内の販売コーナー近くは絶景区間は窓を開けてくれるのは気が利いている。
下関口は小串からである。
この辺りは、終日30分毎に運転されている。つまり、15分毎にすれ違う計算である。幡生で山陰本線は山陽本線の間に挟まれるようにして合流する。そして、下関駅に到着する。
久しぶりに見る都会の風景である。
ここで、客室乗務員は降りてしまう。スイッチバックをし、折り返す。
幡生は通過で、すぐに新下関に到着する。ここには、フリーゲージの試験線が見える。
しかし、この新下関まで乗車した客は少なく十人いるかどうかである。
新幹線への乗り換え口は結構遠くムービングウォークが設置されていた。
周辺は、下関の市街地からは離れているのでそれほど賑わっている感じではない。
「〇〇のはなし」は基本は景色を見せる列車である。
ここでも上り列車では高級弁当の予約を取っているシステムであった。
確かに1号車の和風の座席では仕出し弁当がよく合いそうである。
ローカル線を少しでも盛り上げようとする機運はすばらしい。