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2020年3月ダイヤ改正詳細 九州新幹線
あまり、JR九州の宣伝文句には出てこない項目を見てみたいと思います。
山陽直通さくらは軒並みスピードダウン
1時間のパターンダイヤの中で、新大阪毎時6分発さくらは山陽新幹線内でスピードダウンしています。停車駅も変わっていないにも関わらず、3分程遅くなっています。理由はわかりません。もう1駅追加停車できそうな設定です。
もう一方の、新大阪毎時18分発は福山で後続「のぞみ」に抜かれることになり、新大阪ー博多で2:44程度が標準です。これは、約10分のスピードダウンでかつての最高285キロの700系ひかりレールスター並みの所要時間となりました。また、主要4駅+3駅停車するものが多くなりました。以前は+1駅で「のぞみ」に抜かれることなく速達していました。
これの真相は、推測の域が出ませんが、「さくら」は「のぞみ」より遅いというイメージを根付かせ、山陽新幹線内の需要はできるだけ「のぞみ」に乗ってもらおうという誘導作戦ではないかと思います。
熊本・鹿児島中央発時刻を揃えたしわ寄せ
鹿児島中央から、熊本から上り方面の時刻が揃ったのはいいですが、今度は博多発の下りの時刻にばらつきが生じています。40分列車が来ないことも2度、28分1度あります。
難しいかもしれませんが、上りと下りでパターンを変えてはと思います。
朝のダイヤは結構変わっている
9時台・10時台は変更されています。例えば、熊本以南各駅停車と通過タイプを入れ替えたり、博多下り発の「つばめ」を概ね50発にしたりと変えてきています。
「みずほ」に関して
本数増加と停車駅の多様化にかんしては、パターンダイヤの中で走る分には、「のぞみ」に合わせざるを得ないといった感じです。山陽新幹線内主要4駅+1駅というパターンが多いです。なお、主要4駅のみの停車駅にもかかわらずダラダラと走り、5駅停車の「のぞみ」と同じ2:28かけて走っているのはもったいない気がします。どこかに停車すればいいのに・・・