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関西地区の通勤路線の列車種別(私鉄)

 この表のように、どの路線にもある種別は「特急」しかない。列車の種別は特に、通勤ラッシュ時と日中とで分ける傾向が強くなっている。そのため、このようにたくさん見られる。

コメント 2020-03-07 204430

 この表にある以外にも、阪急京都線「快速」京阪本線「通勤快速急行」近鉄大阪線「区間快速急行」南海本線の「空港急行」(南海本線内は区間急行と同じ停車駅)というものがある。

 もう少し傾向を見ていくと、朝夕ラッシュ時は4字の種別が多い。上記の6字はそれを極めたもののといえる。阪神本線はさいたる例で、朝ラッシュ時の大阪方面行は「直通特急」「快速急行」「区間特急」「区間急行」が神戸方面は「直通特急」と「快速急行」しかきません。

 詳細は、「特急」といえども色々あって、全席指定が近鉄。一部指定席を含むのが「南海」と「京阪」、全席自由席は「阪急」「阪神」と分けられる。「直通特急」は阪神・山陽でしか見られないが、行楽期に阪急でわずかに見られます。「快速特急」は京阪・阪急で京都市内~大阪市内をノンストップで走るタイプに用いられている。「通勤特急」は阪急でしか見られません。いずれも、女性専用車を連結しているのが共通点です。「区間特急」は阪神でのみ朝の梅田行のみです。西宮を通過するのが大きな特徴。

 「急行」は、阪急京都線のみありません。「深夜急行」は京阪のみ最終列車に。「快速急行」は今や、メジャーな種別です。歴史が古いのは近鉄かなと思われます。阪急宝塚線と近鉄京都線・南大阪線のみありません。宝塚線は以前あり、山本~宝塚ノンストップの列車で、日中もありました。近鉄京都線も、竹田駅で地下鉄直通急行と接続して運転されていました。停車駅が極端に少なく所要時間が「特急」に近すぎたため廃止になりました。南大阪線は臨時で吉野線直通の快速急行が運転されていました。「通勤急行」は以前阪急宝塚線にもありましたが、「通勤特急」に変更。神戸線のみに存在。本数は多いです。「区間急行」は京阪・南海で見られます。上下方向共にあります。阪神では甲子園から梅田行の朝ラッシュのみだけのレア種別です。

 「準急」は阪神本線以外にあります。阪神はなんば線に「準急」を設定していますが阪神線内は各駅停車です。以前本線にあった準急は普通を補佐する役割で通過する駅のほうが少ない種別でした。「通勤準急」は京阪のみです。守口市通過という意味です。以前は、阪急宝塚線で箕面発着の梅田直通便につけられていました。ほぼ、急行と同じ停車駅です。「区間準急」は近鉄が日中ダイヤを中心としてつけている種別で、大阪近郊を抜けると各駅停車に変わりますがその境の駅が準急より大阪寄りに設定されています。

 

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