都市を散策する(愛知県岡崎市)
徳川家康公の生まれた街です。人口は38万人です。似たような規模の都市としては、埼玉県川越市、和歌山県和歌山市、滋賀県大津市、奈良県奈良市、高知県高知市など県庁所在地並みの人口規模といえます。10%都市圏として岡崎を中心にみて岡崎都市圏とすると人口は約41万人になります。もう少し大きな名古屋都市圏として捉えると10%都市圏で687万人の一部になります。
北部には、工場も見られ産業都市の一面も見られます。
鉄道路線
街の中心地に近いのは、名鉄です。東岡崎駅が繁華街に近いです。東岡崎駅から、名古屋駅まで特急で約30分程です。運賃は680円です。指定席利用なら+360円です。概ね15分毎に運転されています。ラッシュ時は+10分程です。東岡崎駅は、建て替え中です。手前が新しい駅舎、奥が古い駅舎でまだ両方使われています。バスの止め方が独特で驚きました。奥の建物の岡ビル百貨店が入居していたビルも解体されるようです。
JRも新快速や快速が名古屋まで30分程で結んでおり、概ね15分毎です。ラッシュ時は+6,7分かかります。運賃は620円です。JRの距離で約40キロです。
愛知環状鉄道は、名古屋都市圏を環状に結んでおり、岡崎市・豊田市・瀬戸市・春日井市を結んでいます。岡崎駅から高蔵寺駅まで約45キロ1時間強で結んでいます。概ね15分毎の運転で、利便性は高いです。日中は2両編成、朝夕のラッシュ時は4両編成になります。
市街地は?
岡崎城がある岡崎公園は市街地の西の端かなといった印象でそこに愛知環状鉄道中岡崎駅、名鉄岡崎公園駅が乗り換え駅としてあります。(赤丸)市の中心部は東岡崎駅から乙川を渡ったすぐのエリアです。岡崎公園の東のエリア、国道1号線沿い市役所といったエリアです。
JR東海道線は南のエリアになります。名鉄とJRと愛知環状鉄道の3社があり、利用者数はJR岡崎駅が約18000人、愛知環状鉄道岡崎駅が約5000人、名鉄東岡崎駅が約20000人です。駅前は、比較的背の高いマンションが目立ちますが、あまり大きな商業施設はないように感じます。名鉄東岡崎駅からJR岡崎駅は結構離れていて間にイオンモールがあります。
道路
国道1号線が市の中心部を通っています。そのまま、名古屋や豊橋を目指すこともできます。また、高速道路では市中心部の東から東名高速の岡崎インターがあります。岡崎から名古屋中心部へは、2通りあり、東名で名古屋インター、上社ジャンクションで名二環に入り高針ジャンクションから名古屋高速に。そして、2号東山線で中心部を目指すルートです。 もう一つは岡崎から豊田ジャンクションで伊勢湾岸道に入り3号大高線または、4号東海線で名古屋中心部に向かう方法です。クルマは1時間程度みとく必要がありそうです。
観光
観光としては、岡崎城を擁する岡崎公園ですね。
徳川家康の生誕地として有名です。生誕の際に、産湯に使われた井戸が岡崎公園内にあります。
おしゃれなストリートも乙川を渡った北側にあります。
また、徳川家の菩提寺とされる大樹寺もあります。ここから地図のように矢印(青)のように、一直線で岡崎城を望めます。下の写真の2つの門の向こうに確かに見えました。写真では見にくくて申し訳ないです。
また、八丁味噌で有名で味噌煮込みうどんは名古屋というより岡崎が発祥の地のようです。
まとめ
三河地区の拠点都市という事はわかりました。また、名古屋への衛星都市という面もあります。これだけ大きな都市なのに大きな鉄道駅での利用客数の少なさに驚きました。クルマ社会が浸透していることを痛感しました。