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すぐに習い事をさせたくなる

私には1歳の娘がいますが、私はすぐに娘に習い事をさせたくなります。

例えば、「お歌が好きな子だな〜」と感じて「リトミックとか楽しいのでは?」と教室をネットで探したのですが、よく考えたら「週に5日保育園に通っている娘に追加で習い事でお出かけとは何事と?」と冷静になりスマホを置いたことがあります。

私には習い事の印象はないのですが、娘は現在こどもちゃれんじbabyを受講しています。
見る人によってはこれはこれで習い事と言えるのかもしれません。

それで、Benesseから来るんですよ。
「こどもちゃれんじEnglish」の広告が!

簡単に「英語もしたほうがいいのかな〜」と思ってしまう。
夫は「日本語が先!」と思っていて広告は即捨てですが、私は広告も娘の気を引く良いものになるのでついとっておいてしまいます。

「ほら、娘ちゃんにきたんだよ〜。何かな〜?」と渡すと嬉しそうにするので、すぐに捨てられないんですよね。

今日は、この「英語やったほうがいいのかな?」と思い出してから考えたことを書いてみようと思います。


小学校でも英語が必修に

小学3年生から週に1回英語の時間がある

「そういえば、今は小学校でも英語が必修化したのでは?」と思い至り早速調べてみました。

すると、小学3年生から英語は始まるようです。
教科書は指定されておらず、成績もつかない時間のようですね。

「英語という存在に慣れましょう」
「親しみましょう」
という時間なのでしょう。

これは小学4年生も同じみたいです。

小学5年生になると書く練習も始まる

小学5年生になると授業は週2回に増えて、文章を書く練習も始めるとこのこと。
「I like tennis.」「I don't like tennis.」とか書くらしいんですよ。

この内容、中学生じゃん!?
早くない!?
「絶対難しいよ〜。」と夫と嘆いていました。

言葉というか、文章を論理で理解するって、そこそこ年を経ないと難しいと思うんですよね。
もちろん、耳は若いほうが強いんでしょうけど。

で、もっと大変なのが成績がつくということ!
二重丸とかなのか点数なのか最近の通知表がどうなっているのか知りませんが、出るんですって。
もし中学受験するとなったら内申とかに関わってくるのかしら?

ええ〜。

英語が話せるようになるには3000時間勉強しないとダメ?

外国語を習得するにはもちろんある程度時間が必要なのですが、日本人が英語を話せるようになるには2000時間いると書いてあるところもあれば、3000時間と書いてあるところもあります。

確か文法が近い言語だと勉強時間は短くていいし、文法が遠いとそれだけ理解に時間がかかるので、私は3000時間いるんじゃないかな〜と思っています。

この時間確保のためにも小学校から必修にしたのかな?とは思うのですが、たぶんこの程度の時間じゃ足りないと思っています。

だって、小学校は1時間が45分でしょ?
小学校3年生と4年生で週1回の英語だから、45分×4回×11ヶ月(8月を除く)×2年=3960分=66時間。
小学校5年生と6年生で週2回の英語だから、45分×1週間に2回×4回×11ヶ月×2年=7920分=132時間。

小学校で必修にしても198時間しか増えないんですよ。
しかも冬休みと春休みと7月の夏休みが計算できてないのでもっと短くなります。

小学校で必修にするならもっとテコ入れするか、中学校からの授業内容を考えるしかないと思います。

英語は度胸があれば話せる?

とはいえ、実は今の教育でもそこそこ話せるじゃないかな〜って思ってるんですよ。

「完璧に」話さないとと考えているからビビって話せないだけで、「ちょっとくらい間違っても伝わればよし!」って思えれば少しくらい話せるのでは?と。

外国の人に英語で道や電車を聞かれたこともありますが、マップとか乗り換え案内をスマホに表示して尋ねてきてくれますから理解しやすいですし、ジェスチャーでも案外通じます。

まあ、これが外国に行ったらまた違うんですけどね!

でも世界にはいろんな「訛り英語」があると思っていて。
別にネイティブと同じ発音で会話できないといけないことはないし、綺麗な英語に慣れすぎていると「訛った英語」が聞き取れないかもしれない。

英語が世界の公用語とは言え、英語が母国語の人の方が少ない。
なら、訛った英語を話す人の方が多いのでは?と思うんです。

だから、日本人も堂々と日本語に訛った英語を話せばいいと思っています。

とはいえ、このままで良いのか?

小学校で英語を嫌いにならない?

少なくとも小学校の3年生4年生までは英語を楽しめれば良いと思うんですよね。
でも、小学5年生になると文法を勉強し始めるわけじゃないですか。
成績も出るし、絶対にこの時点で英語を嫌いになる子が出てくる。

小学3年生になる時点で

  • 英語の存在を知っている

  • 英語は好きだと感じている

  • ちょっと触れたことがあってなんとなく自信がある

状態じゃないと、頑張れないんじゃないかなって。

深く思考するのは母国語で

人間難しいことを考えるときはもちろん母国語を使っているわけです。
だから、母国語で考えられないことが英語で考えられるわけないし表現もできない。

だから、まずは日本語で豊かに思考できるようにお手伝いしてあげましょうという文章もあります。

わかる。
そうしてあげたい。

世の中にあるものの善悪とか、正誤とか、むしろそんなものなくて立場によって変わるとか、いろんなことを考えてみてほしいし、自分なりの仮説も持ってほしい。

だったら、絵本を読んだり、保育園や幼稚園でお友だちと関わりをもったりすることに重点をおいた方がいいのかもしれないとかも思います。
あと、動物園や水族館で本物を見せたり。
もちろん、家族みんなでゴロゴロするのもいいですよね!

そもそもの始まりは「こどもちゃれんじEnglish」だ

何からこの話が始まったかと言えば、「こどもちゃれんじEnglish」ですよ。
そもそもということで考えます。
「こどもちゃれんじEnglish」をはじめたくらいで英語がペラペラになるのか?と。
そして、これからの日本語に影響があるのか?と。

私は思います。
どっちもない!と。

「なんだか英語というものが存在していて、お歌もあって楽しいし好きだな〜」ってなるくらいだと思うんです。
でも、それでいいと思うんです。

小学校3年生以降、勉強することになる英語です。
「嫌いじゃない」メンタルだけ育んでおけば本人が頑張ってくれるはずなのです。

その「嫌いじゃない」メンタルがずっとあれば、大人になっても恥ずかしがらずに発音が下手でも話せると思うんです。

あと、年齢・月齢に合ったおもちゃを買い与えるって結構大変で難しいです。
でも、更新していかないと娘も飽きるし。

こどもちゃれんじシリーズは、そんな悩みを解決する一助という考え方でもいいのかもしれません。

なんか英語の音がするおもちゃがくる!くらいのスタンス。

まとめ

ここまでばーっと思うがまま書きました。
こどもちゃれんじEnglishをやったくらいで英語や日本語に影響は出ないと思います。
だって、日常では日本語で会話してますし。
おもちゃからしか英語は聞こえてきませんし。

それはさておき、お試し動画への娘の食いつきは良かったです。
普通のこどもちゃれんじの動画より良いくらいです。
英語だから聞き慣れなくて注意を引いただけかな?

おもちゃのひとつとしてありかな〜くらいのスタンスでいいと思います。
あんまり頑張らせると嫌いになるかもしれないし。

あと、子どもの頃よくわからなかった「英語で遊ぼう」が今ならわかる!って感じで大人が見ても楽しかったです。

おもちゃの増やし方はこれで良いのかとか含め、夫と話してみよう〜。

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鷹野いづみ
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