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娘とドラッグストアに行って3回笑われた(救われた)話
娘は保育園には行けるだろうけれど、これ以上放っておいたら悪化しかしないなと感じる咳をしており、小児科が午前しかやっていないのもあり園を休み病院へ行くことにしました。
しかし、今日の娘は手強かった!
ここ1ヶ月で1番と言っていいほど手強かった!
まず、病院だと外観で気づき回れ右しようとする。
どうにか中に入っても、靴を脱がずに脱出しようとする。
落ち着いてスマホ見てくれたかと思いきや、やっぱり病院を脱走しようとする。
イヤイヤ暴れる娘をお姫様抱っこして診察室に入りました。
診察室でも聴診器イヤイヤ、喉見てもらうのもイヤイヤ。
イヤイヤする娘を看護師さんと一緒に押さえつけて無事終了。
とは行かないのが子育て。
小児科の近くの調剤薬局はとても待ち時間が長いので、家の近所のドラッグストアにラインでお願いしてとりあえず車を走らせました。
娘には「お薬もらいに行こうね」と言って病院に連れ出したため、在宅で夫が仕事をしているとはいえ、彼に娘を任せて私だけで薬を取りに行くと嘘をついたことになってしまうので、それを避けるべく一緒にドラッグストアへ。
この判断が間違いだった。
お買い物をしようと言って車から降りると、娘はまずカートが必要だと言いました。
私が欲しかったのはラップとトリートメントだけだったので、カゴを手で持って、空いた手で娘と手を繋げばいいと思っていたのですが(そっちの方が身軽だし)、娘は「いや、カートがいる」と譲りません。
しかも自分で椅子付きのカートを選んでいるのに座らない!
初めは私がカートを押し、娘は隣を歩いていましたが、途中で押したくなって持ち手をもたせます。
娘の小さな手に自分の手を重ねてカートを押しました。
が、娘ここで気づく。
「これ、ママが押してるじゃん!」
「娘ちゃんがひとりでやるの!」
「ママはお手伝いしないで!」
「あっち行って!」
2歳児の大声が店内に響き渡りますが、譲ってカートを一人で押させたら暴走しか未来は見えない。
譲るわけには行かない。
あーだこーだ私も口で対抗しているところを、おじいちゃんが「大変そうだな〜」と笑ってみていました。
これが笑われた1回目。
なぜか娘は椅子に座って取っ手を持ったら落ち着いたので、私がカートを押してレジを目指しました。
レジで私がポイントカードを渡したのをみて、また「娘ちゃんも!」と言い始める。
仕方ないのでクレジットカードを一緒に端末に当てて会計しましたが、ママと一緒だったのが嫌で「娘ちゃんが!」とずっと怒っていました。
「なんでも一人でやりたいお年頃ですよね〜」とレジの人が笑顔で話しかけてくれて、これで2回目。
どうにか買い物を終えて薬を受け取り車まで向かう途中。
駐車場では手を繋ぐお約束なのに守らないので叱っているとイヤイヤでゴロン!
そこに登場した女性が、「ほら、帰ろ帰ろ!」とその場駆け足をしてくれて、娘は立ち上がり車まで辿り着くことができました。
これが3回目。
車のチャイルドシートに乗せるまでもてんやわんやはあったけれど、どうにか無事に帰り着くことができました。
本当、笑われて恥ずかしかったんですけど、助かったな〜と言うのも本音で。
親ってこんな気持ちになるんだな、と思った出来事でした。
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