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『僕ら、バラバラ(radio edit)』 MV公開

まずは観てください。

Music & Lyrics :Hiroshi Takano
Mixed : AOKI takamasa
Mastering :Yoshinori Sunahara

Music Video Director:Seiya Nakano Motion:Takuma Miyamoto Original typeface from Yellow Magic Orchestra 『TECHNODELIC』(1981):Yukimasa Okumura
Special Thanks:ALFA MUSIC, Yellow Magic Orchestra, Haruomi Hosono, Yukihiro Takahashi, Ryuichi Sakamoto


このビデオは、プロジェクションマッピングや大型映像インスタレーションで数多くの有名なプロジェクトを手掛けてきたテクニカルディレクター・Seiya Nakanoさんを中心に、2ヶ月ほどかけてつくられた。ミュージックビデオを超えた映像作品と言っても良い仕上がり。

①YMOのアルバム「テクノデリック」のジャケットで使われていたフォントをモーショングラフィックスで動かす→YMOオマージュを表現する
②(3Dでなく)2Dで、「レトロフューチャー」ではない「Modern Vintage Future」を表現する
そんなコンセプトが決まってからは、Nakanoさんのチームが膨大な時間を費やして試行錯誤を重ねてくれた。

映像公開後「テクノデリックっぽい」というコメントを沢山頂いた。今までのインタビューでは一度も言われたことがなかったので、やはり映像のインパクトは絶大だ。

キービジュアルの一つ、歯車状に動く「BARABARA」の文字は、「空回りして 噛み合わなくて」という歌詞から連想して、僕がNakanoさんにリクエストしたイメージだったと思う。

MVを観た方から、加藤和彦さんの「うたかたのオペラ」や、ムーンライダーズの「マニア・マニエラ」を思い出した、というコメントがあった。

加藤和彦「うたかたのオペラ」1980.9.25.発売


YMO「テクノデリック」1981.11.21.発売


ムーンライダーズ「マニア・マニエラ」1982.12.15発売

「うたかたのオペラ」と「テクノデリック」は奥村靫正さんのデザイン。3作ともロシア構成主義に影響を受けたアートワークなので、共通したテイストがある。「僕ら、バラバラ」の機械的なモーショングラフィックスも、その時代のヴィジュアルにインスパイアされたところが大きい。


さて、いよいよ11/27,アルバム出ます。



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