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ありがたき comments

アルバムによせて頂いたコメント、紹介しますね。これを読み返すだけで、僕はまた頑張ろうと思えるのです。20代から70代まで、それぞれの世界で独自なスタンスを気づいているツワモノばかり。(五十音順)

リリースおめでとうございます。時代の定点観測をその都度言葉と音に反映させ、進化と成熟のキャッチボールを一貫して続けているからこその完成度にため息が出ます。同時に、数十年後に自分はこんな風になれているだろうかと途方に暮れてしまいます。どうしても追いつけない先輩の背中を見て途方に暮れるのは大好きなので、このままあと50年くらいはよろしくお願いします。

網守将平(QUBIT)

最小限の音による縦横無尽の音像、
トリックを含むリズム、
そして歌とメロディと言葉が醸し出す寂寥こそ、35年の深みだと思う。
私は高橋幸宏氏をミニマリスト(ミニマリズムを極める音楽を作ると言う意味で)と呼んだが、高野寛くん、いや鳥巣田辛男さんのミニマリズムは極上素敵だ。
生涯の悪友となろうよ。

追記
そう言えば、私は「スノッブが藪の中で諸行無常食ってる」と歌ったよ。最近。

鈴木慶一(ムーンライダーズ)

高野さんの打ち込みもの、とても良いと思います。
今回だけとは言わずに是非またやってください。

砂原良徳(TESTSET)

「再生のエクリチュール」
…本作はそんな劣化しない現代社会の息苦しさを高野寛印の瑞々しさで紡いだ名作だと思います。
いずれ私たちも消えてなくなる。それでいい。

高田漣

And now he is Modern, Vintage, Future. The Present, The Past, What Is To Be. He still sounds young and curious. The music is about color and texture. It connects to the subconscious yet remains emotional. As if the past had not happened and we start all over again.
そして今、彼はモダンであり、ヴィンテージであり、未来的だ。現在、過去、あるべき姿。彼はまだ若く、好奇心旺盛だ。その音楽の本質は色彩であり、質感。それは潜在意識とつながりながらも、エモーショナルであり続ける。まるで過去がなかったかのように、すべてが再び一から始まるかのようだ。
トッド・ラングレン

高野さん、35周年、そして新アルバム・リリースおめでとうございます!
同世代宅録仲間として、今回のアルバムたいへん楽しませていただきました。
もしかしたら今回のような一人多重録音は高野さんの表現形態として最強かも知れません。
言葉、声、音、どれもブレなく高野さんの思考や気持ちををストレートに伝えてくれているように感じました。会って話をした気分です。
どんどんこういった形態の音楽も作ってください ― いや、どんな形態だろうが高野寛の音楽を聴かせてください ― そうですね、どんな形であっても高野さんの表現は強靭なのです。
冨田恵一

今を生きる。その意思のもとに音は生まれ落ちる。何が起ころうと、制作の手を止めなかった同世代の仲間の、このような音楽的な意見と成果を頼もしく思うし、おれもやらなきゃという気にもなる。
「Modern Vintage Future」は最高のアルバム。そのタイトルどおり、時を俯瞰する「Play ▶ 再生」という曲の懐かしいヒスノイズと心情と詩情の狭間に、高野くんらしい人柄と誠実さが表れていて、めちゃくちゃしびれた。
直枝政広(カーネーション)

高野さん、どんどん進化なさっているというか、元来の高野寛になっていっているというか...
どの曲にも引き込まれます、歌詞にも非常に共感しますし、サウンドの構築が圧巻ですね。
ちょっとアディクトしてしまいそうな感じすらありますが、
内省、瞑想する感覚にもなってずっと聴いてしまいます。
畠山美由紀

アルバムのリリース、おめでとう御座います。
高野さんの新しい作品を聴き続けられるというのは、自分にとって大変嬉しいことです。
常にルーツを示し続けてくださるという所にも、感謝でしかないです。
サウンドの遊び心が詰め込まれており、逆にそれによって際立つ主旋律。
やはり高野さんの歌われるメロディは本当に素敵だなと度々思います。
原口沙輔

高野寛さん 35周年記念アルバム発売おめでとうございます。
高野さんの爽やかさと誠実さは出会った頃のまま、いつお会いしてもその印象は変わりません。
そんな人はなかなかいないと思います。
「Modern Vintage Future」のアルバムジャケット、藍色の空に浮かぶ月へと伸びる塔。澄んだ空気の気配。とても美しい。
音楽と向き合う高野さんの姿と重なって見えました。
これからも素敵な音楽を作り続けてください。
原田知世

あのスタイリッシュでスマートな見た目や声質とは裏腹に、
音楽オタクで宅録マニアの先頭を走っていた当時の高野少年のパッションはそのままに、
さらに35年の経験と知識が加わって、我々のような厨二ミドルにとっては、
CDボーナストラックまで聴き逃せない、グサグサと刺さりまくるアルバムになっている。
Bose(スチャダラパー)

好きな音楽を巡っていくと、ああそうだったのか!と気づく瞬間があります。その最も新しい体験は、いち早く聴かせていただいた高野寛さんのアルバムでした。
一つ一つ緻密な、それでいて柔らかな曲面のように聴く者の心に寄り添い、なによりも拒絶ではない、聴く者を参加させてくれる音楽なんです。
牧村憲一(音楽プロデューサー)

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