【スキーオフトレ】#02姿勢の歪みを改善し、滑走姿勢に活かす
オフトレ初めは偏った身体をリセットします。
姿勢が崩れた状態でトレーニングをしているとそれが身体の使い方の癖となります。
そうすると何処かの部位にストレスがかかり、異常動作を引き起こし痛みや怪我の原因となります。
スクワットをしていて腰を壊したら元も子もないです。先ずは姿勢の改善が最優先です。
1、スキーヤーの滑走姿勢と良い姿勢とは?
先ずは良い姿勢を知る事から始めましょう。
体幹に注目します!!
世界のトップアルペンレーサー!
マルセル・ヒルシャー選手の滑走姿勢です。
ミカエラ・シフリン選手のスクワット姿勢です。
共通するポイントが見えてきた所でクエッションです。
A〜Cの3つどれが良い姿勢でしょうか?
正解は、、、”C”です。
ポイントは横隔膜が骨盤底と平行になっている事です。
こちらはどうでしょうか?
体幹部分に注目です。
こうすると分かりやすいでしょうか?
正解は、、、”D”です。
▽は骨盤と胸郭の位置を表しています。
写真の下半身アライメントは欧米人よりの骨盤の向きになってますが、
重要なポイントは骨盤の上に胸郭が乗っているという事です。
2、姿勢のポイント
ニュートラルな骨盤の上にニュートラルな胸郭が乗っている事がポイントです。
滑走姿勢・正しい姿勢を作るには、骨盤と胸郭のアライメントを整える事が必要となってきます。
土台となる骨盤や屋根である胸郭が歪んでいたら、、、
地震があった時すぐ倒れてしまいます。
滑走姿勢で考えるなら不安定な状態です。
それを支える柱には偏ったストレスがたくさんかかります。腰椎への偏ったストレスが腰痛のトリガーとなります
3、不良姿勢がスキーパフォーマンスに及ぼす影響
実際にどの様な影響が身体にあるでしょうか?
よく見かける不良姿勢を例に考えてみます。
骨盤と胸郭の位置が前後にズレています。かなりオーバーにやってますが(笑)
この様な姿勢が身体や滑走姿勢へ与える影響について見てみましょう↓↓
姿勢を改善することはスキーパフォーマンス向上にも効果がありそうですね。
どの様な手順で改善を狙えば良いのか?
4、改善のステップ
上の4つのステップで行うことが大切です。
例えば上図の様な姿勢の方であれば、Step1は腰のストレッチをすると良さそうですよね!!
Step1のエクササイズ例です↓
腰部の硬さを取るストレッチです。
ストレッチ中は力まない範囲で深呼吸を繰り返しましょう。
次回は現代社会で最も多い姿勢である猫背の改善について紹介します。
6月のオフトレ講習会の日程はコチラです。↓