福祉に捨てられた
昨日、俺とばぶさんが利用できる手当金はないか市の福祉のしおりを読んでいた。
同時進行で市のHPも見ていた。
唯一利用できそうな制度があったから市役所に電話した。
障害の担当課の人は
「障害児は17歳までなので…」
俺「17歳?!?!」
と、とても驚いた声で聞き返した。児童福祉法でも児童は17歳とは聞いたことがない。
「ちょっと待ってください」と言って
俺たちが利用できる制度を探してくれた。
折り返しの電話が来て
「あなたも障害の等級が1級から2級に下がるので、利用できる制度はありませんね」
と言われた。
正直、一番最初に思ったのは「1級レベルの障害や、重度心身障害者でないと特別障害者手当金ももらえないのだと」
「障害者認定されているのに2級以下だと何も福祉制度は利用できないのだとこの世の福祉制度に幻滅した」
「中途半端な障害者」と言われたような気持ちになった。
働けるのに介助がなくても一人で暮らせる能力があるのに医師に頼み込んで不正受給している人もいるのに。
そして、市役所に診断書を提出していないのになぜ等級が下がると知っているのか謎で仕方がない。
障害年金と生活保護を受給しているんだから文句言うなと思う人もいるだろう。
生活保護を受給していても精神が不安定になることはあるし、入院することだってある。
いつになったら転居できるんだ。
この気分の落ち込みや意欲の低下は「市役所は1級以外の精神障害者を助けてはくれない」という絶望感から来ているんだろう。
とあるアプリをご存知だろうか。
障害者向けに開発されたアプリで、クーポンや障害者向けに開発されたグッズを売っているアプリなのだが、誠に遺憾なことに「精神障害者」だけ対象外とするクーポンだらけである。
「障害者向けに開発された?」ふざけるな。
多くは身体障害、知的障害、難病が対象となっていて、精神障害は省かれている。
絶望しかない。
好きで病気になったのではないことくらい分かるだろ。
結局「障害年金と生活保護もらってるんだから良くね?」で片付けられるんだろうな。
絶望と気分の落ち込み状態。