映画「子宮に沈める」鑑賞(途中経過)⚠️
なんとなく耳にしたことはあったから鑑賞してみた。
ちなみに、本作品は18歳以上鑑賞可能な作品である。
⚠️この記事は性的な内容を含みます。また、虐待内容も含みますので、閲覧する際は自衛をよろしくお願いいたします。
出てこない父親。
最初は朝の支度から始まる。
おそらく母親の月の障りが描写されている(血のついた下着を洗う描写がある)。
手の込んだロールキャベツを作り、まだ1歳にもなっていない子と、3歳くらいの子との2人の子どもをワンオペで育児する母親。
夕飯まで平和に過ごすが、帰宅時間になっても父親は帰ってこない。
当然出てくる言葉「パパ遅いねえ」。
父親の分がラップ保存され、3人で夜を過ごす。
子どもを寝かしつけ編み物をしていると父親が帰宅。喜んだ母親は薄化粧して迎えるが、父親はどうやら一時帰宅しただけのようであり、荷物をまとめていた。
母親は接吻をし性交渉を誘うが「疲れてんだよ!」と突き飛ばされる。
「私のこと好き?嫌いになったなら最初からそう言って」と言うと、言葉だけの「愛してるよ」を返される。その事に苛立ち、悲しみなどを感じ何度も父親をど突く。父親は鞄を持って家を去る。
最後の方にようやく出てくる父親だが、完全に家に帰るつもりはないだろう。
母親は満たされないまま育児を頑張るが、やはり徐々に生活は崩れていく。
鑑賞してて気づいたが、どうやら子どもは保育施設や幼稚園には預けていないようであった。それでワンオペである。そりゃキツイだろう。
変貌する母親と長女への影響。
勿論、生活していくためには収入が必要である。最初は資格を取ろうとして資格勉強に手をつけるが、夜の営みの相手が完全になくなったためホストを家に連れ込むようになる。母親は「子どもは完全に寝かしつけた」という思い込みから、家でホストと性行為をするが、どうやら長女は性行為を見ていたようだった。
長女はひたすら母親の真似事をしていくようになる。本当に子どもは大人をよく見ている。俺自身、幼児から幼児への性的虐待を見たのは初だった。長女は弟に接吻し、弟の服を脱がせ股間付近を愛撫していた。完全に母親とホストの性行為の再演である。化粧もして母親のスパンコールの服を着て携帯のおもちゃで「もしもし〜」と完全に母親になり切っていた。
そんな長女のことは知らずに家に男性を連れ込み、食卓で立ちバックをする母親。長女は見ていないが、布団にも入らず、母親の喘ぎ声を聞いている。
翌日早々と仕事に出かけた母親を確認した後、長女はまた真似事を始める。
ゆりかごのようなベッドに弟を乗せ、後ろから長女が「押す引く」のピストンを繰り返す。おそらく想像しているのは、母親のことを後ろから突いてピストンする男性の腰振り行動だろう。流石に驚いた。子どもは一連の行動がどういうことなのかまだ理解できていないため「ママが男としていたからやってみた」と言う理由で性行為を3歳にして覚える。
俺は情動が追いついていかなくなり、鑑賞をここでやめてしまったが、親から受けた性的虐待以外に真似事として性的虐待の加害者になっていること、されていたことはこういうところでこういった形で現れていくのかと考えさせられた。
この映画を見て、この家庭は完全に児相案件だと思ったが、母親だけでなく長女の問題が大きいのかもしれない。続きを見るかは分からない。