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映画を観る前に原作を読むか読まないか

映画館で1人で映画を観る事が趣味の1つである。
1人で観ると他の人を気にせず泣いたり出来るのかとても良いし、映画の世界に没頭出来るような気がする。

今月は3本の映画を映画館で観た。
どれも原作ありの作品。
そこでいつも悩む。
映画を観る前に原作を読むべきか、観た後に読むべきかと。

今までは原作を先に読んでから観る事が多かった。
しかし、そうすると頭の中で描いていた世界が映画によってはイメージが違うと思ってしまったり、映画の限られた尺の中で削られてしまった場面が私の1番好きだと思った場面だったりと、少し悔しい思いをする。

なので原作を後から読めば、映画では削られていた部分が細かく読めて良いのではないか?と考えた。
そして読んでみると、頭に浮かぶ映像が全て映画で観た俳優さんに変換されてしまう。
台詞の声までもその俳優さんになってしまう。
苦手な俳優さんだと少し辛い。
まぁ目ですでに観て、声も聞いているのだから仕方ないが、それはそれで小説を読む楽しみが半減してしまうような気がした。
さらに観てしまうと結局小説のネタバレなので、その後の読書欲につながるのか。

小説の良いところは、文字から色々浮かべて自分なりの人物像や景色、声などが想像出来るところ。
最初からイメージがついてしまうと面白みがない気持ちになる。

小説を購入して少ししてから、それが映像化決定などの文字を見つけると、なるべく読む前には、決定した俳優さんを見ないようにしていた。
最近は書店でも映像化のカバーになっていたり、小説のポップなどにキャラのイメージイラストなどが描かれているものも多いが、漫画では無いのだからキャラを想像させて欲しいと思ってしまう。

映画の原作を先に読むか後から読むか、これからの悩みになりそう。
原作無しの映画を観れば1番いいのだろうか。

これが漫画原作の実写映画化なら、私はあまり違和感なく観られるのも不思議。
漫画はすでに絵になっているから、よほど推しキャラのイメージと違った実写版だと嫌なんだろうなと思う。まぁなかなか漫画の推しキャラはいないけれど。

皆さんはどうでしょうか?
先に読むか読まないか。

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