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eスポーツチーム「BBV Tokyo」発足 企業スポンサー続々

渋谷で6日、eスポーツチーム「BBV Tokyo」の発足会見がありました。サポーターでありBBV Tokyo取締役のロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが登壇し、「ゲームは1時間以上するなと言われて育った。小さいころ、こんなにeスポーツが盛り上がるとは思っていなかった。ゲームで世界に羽ばたく選手が出るという時代が来たことに驚いているしワクワクしている。国内でも盛り上がっていくと思う」とあいさつしました。スポンサーにJR東日本スポーツ、不二家、野村証券といった大手が名を連ねます。田村さんは「スポンサーさんに目をつけてもらって、夢を託してもらってありがたい。寝ぐせのまま、名刺交換したら偉い人ばかりであせった」と冗談を交え話します。

スポンサーの顔ぶれ
・JR東日本スポーツ
・不二家
・野村証券
・ゼネラル
・東京タワー

BBV Tokyoは今後、日本eスポーツリーグに参戦します。FPSと呼ばれるシューティング系の「コール オブ デューティ ブラックオプス4」やサッカーゲーム「FIFA19」など5種目の競技に参加します。

チームを代表して2人の選手が紹介されました。夏山いちか選手はシューティングゲームを中心に15年以上ゲームを続けてきたそうです。社会人になってからもゲームをやり続けました。その腕前がBBV Tokyoのマネジャーの目に止まりスカウトされました。翌日に会社を辞めてeスポーツの世界に飛び込みました。小学校から高校までバドミントンもやっており、運動神経にも自信がありそうです。

あいちぇん選手は大学生のプロ選手。野球やテニスの経験があります。シューティングゲーム部門のリーダーとしてチームを引っ張ります。2人の選手に田村さんが「何か問題を起こすとスポンサーさんの名前に傷が付きます。迷惑をかけないようにゲームに集中するように。僕が言っても説得力ないかもしれませんが」とアドバイスしました。場内に爆笑がおきます。

スポンサーのJR東日本スポーツは首都圏を中心にフィットネスクラブやリラクゼーション施設を展開しています。プロゲーマーの体のケアをするほか、一部店舗にeスポーツ体験スペースを設置していくそうです。この日は田村さんをモデルにして、眼精疲労軽減や腕の筋肉をほぐすメニューの実演がありました。

田村さんは今後のeスポーツの発展について言及すると、まじめな表情で「法律で賞金を上げられない現状で、法律改正が必要になる」。法改正に向け社会的なうねりを作り出すために「eスポーツが今こんなに盛り上がっていると伝えてください」と報道陣に向かって呼び掛けていました。
会見で記者からeスポーツのスポーツとしての定義についての質問が飛びました。田村さんは「対戦する人がいて公平なルールで戦うなら、それはスポーツ。年配の方にもゲームに対する意識改革をしたい」と明確でした。

そもそも、eスポーツチームが発足発表会見をするのも珍しいこと。メディアでの露出が豊富な田村さんが推す「BBV Tokyo」の今後に注目です。

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