人生

その人の人生の責任はその人にある

ニュアンスは伝わるかと思います。
要は結果はすべて自己責任。

個人的に、この言葉は大嫌いです。
例えば事故や事件で亡くなった人、生まれた場所や環境のせいで思いどおりに生きられない人、他人に妨害されて病んで(止んで)しまった人、その人たちの人生も自己責任ですか?あまりに冷たい言葉ですよね。

かく言う私も、愚兄のせいでかなり人生が変わりました。今いる場所は想定すらしていないところにいます。

はっきり言って、その人の人生の責任はその人にある など平気で言える人は恵まれている人だと思います。

しかしながら、
その人の生き方はその人の責任
であると思います。

例えば海外で命の危機に瀕した人。
幸い周りの人たちに助けられ今も生きているとしたら、いろんな人に助けられ、陥れられた人生である意味彼だけの責任ではないかも知れません。
しかしそれを踏まえてまた海外に行こうとするなら、それは生き方でありその人の(ある意味愚かな)生き方です。

人生には外的な要素が絡んで(当たり前ですよね、いろんな人の人生があって社会になってるんだから)いる。
生き方はその人の考えであって外的な要素が絡まない(仮に絡んでいても意志一つで変えられる)。

自分の場合、愚兄に歪められた人生でも今何ができるかもがきながら、ここで生きるときめました。
それは苦しいしつまらないし、心も病みます。
でも、生き方については自分で決めたので、批判される筋合いはないと思っています。

安易に人の人生や生き方を決めつけることはできないのではないかと思います。

なみさん

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