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戦国時代カレンダー 今日は何の日? 【7月19日~25日】


戦国時代の今日の日付にはどんなことがあったのか? 1週間ごとにお伝えします。ぜひ「ああ、今日はそんなことがあった日なんだな」と思いを馳せてください。毎週日曜日に更新する予定です。
なお、日付はすべて旧暦ですので、現在とは約1ヵ月のズレがあります。


7月19日 北条氏綱没

天文10年(1541)7月19日(旧暦)、北条氏綱(ほうじょううじつな)没。北条早雲(そううん)こと伊勢宗瑞(いせそうずい)の嫡男で、北条氏2代当主として勢力を伊豆(現、静岡県南部の半島)・相模(現、神奈川県)から武蔵(現、東京都・埼玉県)、下総(現、千葉県北部)、駿河(現、静岡県東部)へと広げました。嫡男氏康(うじやす)への訓戒(くんかい)では、義を重んじ人を活かし、戦(いくさ)に勝っても驕(おご)ることがないようにと戒(いまし)めています。

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7月20日 信長、村上国清に信濃出陣を促す

天正3年(1575)7月20日(旧暦)、織田信長(おだのぶなが)が上杉(うえすぎ)家の村上国清(むらかみくにきよ、義清〈よしきよ〉の息子)に通知。国清の仇敵(きゅうてき)・武田(たけだ)氏を長篠(ながしの)合戦で撃破したこと、残党を討つべく国清も信濃(現、長野県)に出陣すべきだが、越中(現、富山県)に出陣していてそれが叶わず無念であるとし、信濃に注意を払うよう促(うなが)しました。

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7月21日 諏訪頼重没

天文11年(1542)7月21日(旧暦)、諏訪頼重(すわよりしげ)没。諏訪大社大祝(おおほうり)の家柄で上原(うえはら)城主を務め、正室に武田信虎(たけだのぶとら)の娘を迎えていました。信虎の息子・武田信玄(しんげん)の諏訪侵攻に抵抗するも、降伏。甲斐(現、山梨県)に連行されて自刃(じじん)に追い込まれます。娘の諏訪御料人(ごりょうにん)は信玄の側室となりました。

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7月22日 前田利家が南部信直に指示

天正19年(1591)7月22日(旧暦)、前田利家(まえだとしいえ)が三戸(さんのへ)城の南部信直(なんぶのぶなお)に指示。上方軍が派遣されたので信直の希望通りになるであろうこと、逆心の者どもを悉(ことごと)く掃討することを命じました。逆心の者どもとは、南部宗家の継承を巡って信直と対立した九戸政実(くのへまさざね)らを指します。

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7月23日 島津義弘誕生

天文4年(1535)7月23日(旧暦)、島津義弘(しまづよしひろ)誕生。島津四兄弟の次弟で、木崎原(きさきばる)の戦い高城川(たかじょうがわ)の戦いで活躍します。豊臣秀吉(とよとみひでよし)に降伏後、豊臣政権に協力して朝鮮出兵でも数々の武功を立てました。関ヶ原合戦では西軍につき、終盤の壮絶な敵中突破で生還しています。

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7月24日 明智光秀が静原山城を攻撃

元亀4年(1573)7月24日(旧暦)、織田信長の命を受け明智光秀(あけちみつひで)が出陣。山本対馬守実尚(やまもとつしまのかみさねひさ)の籠もる、山城国静原山(しずはらやま)城(現、京都市左京区静市静原町)を攻撃しました。山本は将軍足利義昭(あしかがよしあき)に与(くみ)し、一乗寺(いちじょうじ)城の渡辺宮内少輔(わたなべくないしょうゆう)、磯谷久次(いそがいひさつぐ)と連携しますが、光秀に敗れます。

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7月25日 石田三成が鹿島神宮に通達

天正18年(1590)7月25日(旧暦)、石田三成(いしだみつなり)が常陸(現、茨城県)の鹿島(かしま)神宮に、領内の治安維持を保証。もし治安を乱す者がいれば注進すること、三成が事実を糾明した上で羽柴秀吉(はしばひでよし)に報告し、処罰する旨(むね)を通達しました。三成は、会津に下向(げこう)する秀吉の先陣を務めています。

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【7月の戦国武将生没日】

7月3日・尼子勝久没
7月4日・三好長慶没
7月5日・甲斐宗運没
7月6日・三淵藤英没
7月10日・島津歳久誕生
7月11日・三浦義同(道寸)没
7月11日・三浦義意(荒次郎)没
7月11日・北条氏政没
7月11日・北条氏照没
7月13日・福島正則没
7月14日・藤田信吉没
7月15日・豊臣秀次没
7月16日・佐竹義宣誕生
7月16日・篠原長房没
7月17日・島津忠長誕生
7月17日・山中鹿介没
7月17日・中村一氏没
7月18日・島津歳久没
7月19日・北条氏綱没
7月19日・大道寺政繁没
7月19日・立花直次没
7月19日・武田元明没
7月20日・結城晴朝没
7月21日・島津義弘没
7月21日・諏訪頼重没
7月23日・島津義弘誕生
7月24日・真田大助誕生
7月26日・太田道灌没
7月27日・高橋紹運没

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Saburo(辻 明人)
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