18年目の日本語訳を振り返る
私がMathML関連の技術報告書を初めて和訳してからの15年間は15年間の日本語訳で振り返ったところです。16年目、17年目についても振り返ってきました。さて、さらにそこから1年経ったということで、18年目の日本語訳を振り返ってみたいと思います。
W3C手続き文書(2023年11月3日版)
"W3C Process Document"(2023年11月3日版)の日本語訳で、公開したのが2024年1月8日です。
「W3C手続き文書(2023年6月12日版)」のマイナーチェンジで、TAGの人数が変わっていたり、リンクなどが更新されていたりします。
MathML コア(2023年11月27日草案版)
"MathML Core"(2023年11月27日草案版)の日本語訳で、公開したのが2024年2月24日です。
現在も草案版で将来の勧告版に向け作業が進められています。
数学用マークアップ言語 (MathML) バージョン 4.0
"Mathematical Markup Language (MathML) Version 4.0"の日本語訳で、2023年から徐々に作業を進めていました。そして、2022年9月8日草案版の日本語訳を2024年7月21日に、2024年10月28日草案版の日本語訳を2024年11月22日に公開しました。
現在も草案版で将来の勧告版に向け作業が進められています。
MathMLにおける束縛変数
"Bound Variables in MathML"の日本語訳で、公開したのが2024年9月29日です。
原文は20年以上前に書かれており、歴史的な意味合いが強い技術報告書になります。コンテントマークアップでの束縛変数について書かれたメモになります。
MathML 2.0における構造化された型情報
"Structured Types in MathML 2.0"の日本語訳で、公開したのが2024年10月12日です。
こちらも、原文は20年以上前に書かれており、歴史的な意味合いが強いです。コンテントマークアップでの型情報について書かれたメモになります。
以上が、私の18年目の日本語訳の振り返りになります。
長い文章になりましたが、ここまで読んで頂きありがとうございます。