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落合陽一さん展示「万象是乱数トヌル」

年の瀬を実感できない晴れた日曜日
フィルムをメインに写真を撮り続けた一年であり、展示会に出展もできた一年
やり続けると芯から外れる部分がある
意識して戻す
それも有りなんだが、リアルな空間で鑑賞に浸り何かを吸収する
それはSNSでは叶わない
写真を撮っている時は、生身の自分の感覚が空間や時間にあるところが大きいからの気がする

そんなことを考えながら写真の展示を観たいと行ったのが落合陽一さんの「万象是乱数トヌル」へ
原宿駅から会場であるライトシード・ギャラリーに会場がある

エントランスがちょっと複雑なのも楽しかった

落合さんはもともとYouTubeなどで社会情勢や時事関係のことに関して専門家の方と話しているものを見ていたので、情報に詳しい方という認識が強かった。
その中で、話し方などの柔らかさや、物事の本質を見つめる強さのようなものを感じていた。
人となりが好きでもあった。
そして、今回の動機でもあるのが、落合さんのアイコンがカメラを持っていたのが印象に残っていて、どんな写真か見てみたい、これが良いチャンスと思った。

内部は撮影NGとなかったので大丈夫だったと思うが撮っていない。スマホもカバンに入れて没頭していた。

写真だけでなく、オブジェ、映像作品も展示されていた。
AIを利用した自分に合わせた画像の作成、語りかけた事に答えてくれる仕組み?装置?もあった。これがまた凄かった!
また、スタッフの方が落合さんのことや作品の背景について教えていただき、作品を観る深さや楽しみ方が増えた。なんとも贅沢!
映像作品はいつまでも観ていたかった。

案内と購入した写真+散文集「晴れときどきライカ」

展示された写真が掲載されていて嬉しい。
まだ読みはじめだけど、最初に書いた現代の情報の中で生きている印象と大きく異なる。
すごく動物的な感覚を敏感にして写真を撮り、都市や自然と向き合っている。

会期は来年1/14(日)までなので、それまで読んだり、写真を眺めて再訪できたらと思う。
この印刷された写真を手にとって見るのは、今こうして記事を書いていることが煩わしくなるくらい良い時間だ。
ということで、記事を書くのはこれくらいで。

令和五年十二月二十四日

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