最愛の旅先・小笠原 第4回 初めての海あそびたち
父島2日目 初めてのシュノーケリング
シュノーケリングをやったことがない。なので、シュノーケリング講習のあるツアーに参加した。
お店はパパスダイビングスタジオ(執筆日時点でHPのツアーメニューに無いため、シュノーケリング講習については問い合わせを)。
ゴーグル、シュノーケル、フィン(この3つを3点セットという)、そしてウエットスーツ、全て持っていなかったのでレンタルした(ツアー代にレンタル料が含まれていたと思う)。
ツアーと講習は製氷海岸だった。枝珊瑚のある海岸。
レッスンを受けつつ、枝珊瑚を眺め、魚たちを自分のペースで追いかけながらフィンで水面をたたいて泳いで前に進んだ。
泳ぐのは得意ではなく(生まれてから30年以上かなづちで。初めての小笠原のこのとき、クロールで25mを泳げるようにはなっていたが、25mがやっとだった)、シュノーケルを使っての呼吸とか水抜きとか、慣れるのに時間がかかった気がする。
それでも、クロールで普通に(3点セットをつけずに)泳ぐよりも長い距離を泳げることと、何より海中の風景や魚たちのかわいらしい泳ぎを眺められるのは、とても楽しかった。
シュノーケリングツアー&講習は午前中で終わり、午後は大神山公園の展望台まで散歩したりしながら過ごした。
父島3日目 初めてのシーカヤック
シーカヤックは、グレース・オーシャンツアーのツアーに参加した。フルタイムのツアーで、確か朝9時前にユースでピックアップされ、夕方16時前にユースに送ってもらえた。
オーナーでもあるガイドさんが、パドルの握り方から漕ぎ方まで丁寧に教えてくれて、2人1組になってカヤックに乗り込んで、沖へと漕ぎ出した。
シーカヤックは海面から眺める360度のパノラマー空の青と海の碧・ボニンブルーと、受ける風がとても気持ちよく、漕いで進んで目的地に辿り着く達成感もあって、しばらくの間は小笠原の旅をリピートする度にリピートした。
ジニービーチは小笠原で一番といっていい、うっとりするほどに美しいビーチで、歩いては行くことができず、船などで海から行くしかない。
カヤックだと、海峡が穏やかでないと辿り着けない(危険が伴うため海峡が穏やかでないとジニービーチ行きを取りやめる)。
小笠原の女神はどうやら自分に微笑みをかけてくれたようだ。初めての小笠原にして、ジニービーチにカヤックでたどり着けた!!
ジニービーチ上陸後は、ビーチでくつろいだり、シュノーケリングしたりして、大自然の美しさを堪能した。どうやら、これが小笠原にハマって最愛の旅先となる最初の一歩だったかもしれない。
父島4日目 初めてのドルフィンスイムツアーと南島上陸
PAPAYAマリンスポーツのツアーに参加した(執筆日現在、PAPAYAはツアーは行っていないが、宿を営んでいる(トロピカルインPAPAYA))。
前日までにシュノーケリングにだんだん慣れてきたとはいえ、ドルフィンスイムは恐る恐るで、泳力がそれほどないためウエットスーツの上からライフジャケットを着込んでやったのだが、イルカを間近に見ることはできなかった。
(このときは、イルカを見たという記憶が薄い。翌年2010年にリピートしたときにはイルカが間近に寄って来てとても印象強かったのだが、そのことは後日書く)。
PAPAYAのスタッフ(乗組員)がフレンドリーで、船長(オーナー)による海域や島についての詳しくてノリの良いアナウンスが印象的で、イルカの印象は薄いもののツアー自体はとても楽しかった。
そして、なんといっても、海の色の美しさと、南島の絶景!!息をのむほどに!!
南島、その後も何回かリピートすることになる!
そして、初めての「見送り船」へ
この日の午後、14時に、父島二見港からおが丸が竹芝に向けて出港する。
初めての小笠原で2航海の旅ができてとてもよかったことのひとつが「見送り船」に乗って、おが丸を、父島でのこれまでの3泊4日をともに過ごした”おが友”を、お見送りできたこと。
初めての「見送り船」については、次回投稿にて。