『世界一ふざけた夢の叶え方』を読んで
『世界一ふざけた夢の叶え方』
この本を何度繰り返し読んだろうか。そして何人の人にプレゼントしただろうか。
自分の人生の在り方を大きく変えてくれた本である。この本により「仲間とともに活動する」ということを私は学んだ。
本の中では3人の登場人物が出てくる。著者でもある、ひすいこたろう、菅野一勢、柳田厚志である。出逢ったときはまだ3人とも何者でもない。というより、ダメ営業マン、プータロー、安月給のサラリーマンだった。その3人が月に1回、居酒屋で「テイレイカイ」という集まりを開くことにより、人生が変わっていく話である。これは実話であるが、結果3人はやがて夫々がベストセラー作家、実業家、敏腕プロデューサーへと変貌していく。
これは単なる3人の成功ものがたりでない。その方法を誰もがマネできるように解き明かしている貴重な本だ。しかも、その方法はごく単純で、月に1回集まり、みんなで「お前ならできる!」と言い合うだけだ!
これなら誰でもできる。簡単きわまりない。かくしてこの本の出版後、「セカフザ会議」もしくは「セカフザパーティー」と称する集まりが各地で開催されるようになった。かくある私もそれらを開催した1人である。結果どうなったか? 本当に「セカフザ」を開催した人達は変貌を遂げていったのである。
私はこの本を日本人の全国民が読むべき本だと思っている。だから私も動いた。私は少ない小遣いをも握りしめブックオフへと向かい、買えるだけのお金で買い付けてそしてみんなに渡してきた。
しかし私の少ない小遣いだけでは限界がある。数人に配っただけで終わってしまった。
でも私に感化されたわずかな人たちも次第に変化を遂げていった。金銭的な大成功をおさめた訳ではないが、みんな楽しそうに生きていくようになった。
本が出版されてもう6年近くたつ。しかしいまだに「セカフザ」の勢いは衰えない。
私は「セカフザ」こそが、『日本人の 日本人による 日本人のための成功法則』だと信じてやまない。