Hi! HIROSHIMA Business Days 2024 参加レポート
はじめに
こんにちは。KDDIアジャイル開発センター(KAG)CHROの土橋(どばし)です。
今回は2024年10月10日~12日に広島で開催されたビジネスイベント(Hi! HIROSHIMA Business Days 2024)のスペシャルセッション「地方移転すれば人材は獲得できるのか」に参加して参りましたので、そこで得た気づきを中心にご紹介したいと思います。
改めて自己紹介です
新卒で現在のKDDI株式会社に入社し、情報システム部門やサービス開発部門にてシステム開発業務に長年従事しておりました。KDDI本体でのアジャイル開発組織立ち上げの黎明期からエンジニアリングマネージャとして組織作りに関わっておりましたが、会社設立と共に人事領域にジョブチェンジし、人事責任者として採用、組織開発、研修制度策定などを担当しております。
プライベートではスポーツ観戦(主に写真撮影)が趣味で、毎週末どこかのスポーツイベントに顔を出し写真撮影に明け暮れております。
地方移転すれば人材は獲得できるのか
KAGはまだ小規模な企業ではあるものの東京本社以外に舞鶴、三島、那覇、秋田、高崎、札幌、福岡、大阪、仙台にオフィスを開設しており、今後更に拠点展開を進めていく予定です。地方拠点開設の目的は大きく以下の3つになります。
地域振興の観点に立った雇用創出
DX人材の育成
地域コミュニティや企業と連携した地域のIT産業発展への貢献
1つ目の目的である「雇用創出」に関してですが、自治体の皆さまや学校関係者の皆さまの多大なるご協力とご支援を頂いており、大変ありがたいことに地方オフィスを開設した地域での採用は順調に進捗し始めております。
しかしながら言わずもがな日本は少子化等による人口減少を辿っており、今後更に重要性を増す”DX人材”の確保は企業としての生命線の1つであることは言うまでもありません。
そうした中で今回の広島県主催のビジネスイベント「地方移転すれば人材は獲得できるのか」というセッションはKAGの今後の事業展開を見据えた時に避けては通れない非常に重要なテーマだと思い東京から参加した次第です。
広島オフィス開設
もう1つ今回のイベント参加のきっかけとして、今月KAGの広島オフィスを開設したことが挙げられます。(実はこちらの要因が大きいのですが)
本イベント当日は同じ会場の広島大学でクラウドサービスのユーザー会であるJAWS FESTA2024 in 広島が開催されており、KAGからも4名のエンジニアが広島オフィスの見学含めてイベントに現地参加しておりました。
人材戦略の現在地
当日のスペシャルセッションは以下の2つでした。
経営者必見!採用できる・成長できる組織づくりの共通項
180社超に選ばれた広島県 ドリーム・アーツと語るビジネス地政学
1つ目のセッションは湯崎広島県知事を中心に様々なリードカンパニーの登壇者が人材採用状況やウェルビーイングの観点でディスカッションされるものでした。人材採用市場をリードするビズリーチ様や、急速にビジネスを加速されているSmartHR様の人材マネジメントのお話はとても学びになりました。
2つ目のセッションでは湯崎知事と広島県に本社を構えるドリーム・アーツ山本社長の対談形式で行われました。山本社長は広島県出身ということもあり、広島愛に溢れた魅力的なプレゼンテーションでしたし、湯崎知事におかれましてもイノベーション立県を掲げ様々なチャレンジを知事自ら推進されていることが伝わってくる素晴らしいお話を伺うことができました。
広島への想い
かなり私的なお話になりますが、私は生まれも育ちも広島市で大学卒業まで22年間を広島市で過ごしました。広島県は海と山の自然に恵まれ、住みやすく便利な地方都市です。スポーツ熱も非常に盛んで、地元愛に溢れた素晴らしい街だと思っています。
今回ご縁あって広島にオフィスを開設し、本イベントでも少しではありますが湯崎広島県知事とも直接お話させて頂く機会にも恵まれましたことには感謝しかありません。
広島県としても様々な取り組みを通じて広島県のIT業界を盛り上げていこうとされている熱いメッセージも頂きました。私自身としても広島県ならびに地域の活性化のために取り組んでいけることを進めていきたいと思います。
西条酒まつり
イベント終了後は会場近くの西条町で開催されていた酒まつりにイベント参加の皆さまと足を伸ばしてみました。私も地元が広島でありながら参加したのは初めてだったのですが想像以上の「酒まつり」で、今年は全国から23万人の日本酒ファンが集まっていたそうです。町は酔っ払いに溢れ大変な熱気でした。日本酒好きな方は間違いなく楽しめるお祭りなので是非おすすめいたします。(最後までご一緒させて頂いたSmartHRの宮下さん、ありがとうございました!)
最後までお読みいただきありがとうございました!