「幸運をつかむ50の習慣」を要約
•批判こそ正面から受けよう
褒められるのはみんな大好きだ。褒められるためにがんばっている人は多い。ところが、運のいい人か悪い人かは褒められた時にはわからない。本当に運のいい人は批判された時にわかる。
運のいい人は批判に強いからだ。
褒められている時は胸を張って堂々としていたのに、批判された瞬間、まるで別人のように弱くなってしまう人がいる。批判した人は単に群がって嫉妬している弱い連中に過ぎないのに弱くなってしまっては、相手の思うつぼになってしまう。
批判された時こそチャンスだ。
批判されるほどの人物になったということに誇りを持とう。
世の中には批判もされず、誰の記憶にも残らないで人生を終える人たちがたくさんいる。
•喧嘩を売られても買わないと決める
人は同じレベルの人間同士でしか喧嘩はできない。
親子喧嘩はなぜ起こるかといえば、親と子が同じレベルだからである。最終的には子が親を超えることによって親子喧嘩は起こらなくなる。親が年老いていくと、次第に精神的に子どもに戻っていくからだ。つまり喧嘩の本質は常に同じレベル同士でしか行われない。
怒りの感情に引きずり込まれるのは、運を悪くする落とし穴の典型だ。
•どん底で暗い顔をしない
暗い顔をしても状況が好転することはない。
風邪やウイルスのように、運の悪さは伝染する。
つまり暗い顔をして得することは何ひとつないことに気づくことが大切だ。
運のいい人はどん底でこそ笑う。
•寝不足の人はいつも運が悪い
知力•体力•気力といえば仕事の基本なのに、それら全てが失われていく。
つまりスタートラインに立っていないということだ。これは真面目にがんばってしまう人ほど陥りやすいパターンだ。努力が報われやすくするためには、人生において、睡眠時間を最優先することだ。
•人生の節目ではいつも少しだけ負けておく
本当は大嫌いだったのに世間体のためだけに由緒正しい大企業に就職した。
本当はたいして好きでもなかったのに世間体のために分不相応なエリートと結婚した。
あなたの周囲にもこうした人が何人思い浮かぶだろうか。思い浮かんだら、ぜひどんな人生を歩んでいるか見てみよう。パッとしない人生を歩んでいるはずだ。周囲からも疎んじられていじめられるから性格も歪んでいく。当然運が悪くなる。
反対に運がいい人は、人生の節目でちょい負けを選ぶ。勘違いしてはいけないのは、がんばらないとか手を抜くということではない。自分のがんばりや実力に見合わない分不相応な成果を求めないということだ。努力が報われやすい環境だからますますがんばれる。周囲からも尊敬されるから人間性も高くなっていく。その結果として周囲から応援されやすくなって運がよくなっていく。すべての節目でこれを繰り返すたびに、運は急上昇していく。なぜなら節目ことにあなたを応援してくれる人が増えていくからだ。
•今からペンディングを禁止にする
運のいい人は、ペンディングなんて無意味なことは絶対にしない。必ず即時処理を心掛ける。即時処理を徹底しているために、常に今やっていることに意識を集中できる。いつも、今やっていることが最重要事項なのだ。目の前で会って話をしている人に対しては、世界一その人のことを大切に想いながら面談している。だから仕事もできるし、人望もある。結果として応援されやすいから、何事も上手く回っていく。人生からペンディングを永久追放するだけで強運の持ち主になっていく。
•「けど」で簡単に水に流さない
「赤字だったけど勉強になった」
真ん中の「けど」の部分に注目だ。
「けど」はその前にある言葉を悪気なく水に流してしまう悪魔の言葉だ。
失敗した「けど」仕方ないよね。
遅刻した「けど」仕方ないよね。
迷惑かけた「けど」仕方ないよね。
「けど」の後半には必ず「仕方ないよね」という意味が入る。すべて自分で自分の罪を勝手に許してしまっている酷い言葉である。つまり一瞬にして成長をストップさせてしまう恐ろしい口癖であり、急激に運気を落としてしまうのだ。
•愚痴を発信すると愚痴が集まる/吉報を発信すると吉報が集まる
幸せになりたかったら、幸せな情報を発信し続ければいい。不幸せになりたかったら、不幸せな情報を発信し続ければいい。
•本命と本命以外の見極めは超シンプル。
運は恋愛で決まる。運が悪い人の恋愛の特徴は浮気をすることだ。浮気をするということは、本命でない相手と付き合っているということに他ならない。もし一点の曇りもなく心底愛しているのであれば、浮気なんて時間の無駄以外何ものでもない。本命一本に絞ってすべてのエネルギーを注いだ方が断然有意義な人生を送ることができる。時間とお金だけではない。自分の心の底の第一志望に嘘をついているという事実が一番運を悪くする。
恋愛に限らず、人生において第二志望なんて第百志望と何も変わらない。
•口説かれるのが極上
実力を磨くためにいつもグループ行動してしまわないように注意すること。グループ行動すると、必ずノロマに合わせなくてはならなくなる。ノロマに合わせると人生で最重要な時間を捨てることになる。それどころかグループの平均値にあなたの実力を合わせざるを得なくなる。
時間を捨てる上に凡人人生で終わってしまうというのでは人生で何一つ成し遂げるとはできない。
一人でコツコツ実力を磨いて口説かれる存在になると、人生すべてが思い通りになる。
グループ行動すると運が悪くなり、グループから抜けると運がよくなるものである。
•10年で1人を愛し続ける人は強靭な人。
コロコロ交際相手を変えなければならないのは、自分が不安で仕方ないからだ。
不安だから数で誤魔化そうとしてる。
誰かととことん愛し続けている人は、出逢う人すべてに大切にすることができる。
仮に相思相愛の相手でなかったとしても、第二志望に逃げてはいけない。
片想いでも第一志望を愛し続けることが運をよくするのだ。
•もてる人は知性のバランスを気にする
一般的に男性は自分より身長と学歴の高い女性を交際相手に選びたがらない。
女性はそれほど意識していないという人もいるが、男性は一方的に気にする。
ところがコンプレックスを補うために交際すると、いずれそのコンプレックスが原因で別れることになる。
なぜなら、人はコンプレックスを補おうとすればするほどに、より鮮明にコンプレックスが人生の大半を占めていくようになるからだ。
意識をコンプレックスに集中するから、コンプレックス中心に生きるようになるということ。
運のいいは人はコンプレックスを受容した上で、コンプレックスに無関心になっていく。
自分が幸せに感じたことを一緒に喜んでくれる相手がいれば、それが幸せだ。
中身で惚れ合っているカップルは絶対の信頼で結ばれていて、幸運の持ち主だ。
•お互いを知るためのセックス
運のいい女性は、「また今度」なんてグズグズいわない。
好きになった相手のことをよく知ってからセックスするのではない。
好きになった相手のことをよく知るためにセックスをするのだ。
セックスというのは男女の究極のコミュニケーションだ。
お互い生まれたままの姿でかっこうをつけられない。服やブランド品で身を飾っていても、ありのままの裸こそがその人の価値だ。
あなたの本命とすべての出逢いに「また今度」なんてあり得ないのだ。
•親友は生涯たった1人でいい
運のいい人はむやみに友人を増やさない。
友人を増やすとどうしても時間が奪われていく。
時間が奪われると自分を磨く時間がなくなる。
1人で自分磨きをしてある水準に達した時に、別の分野で同水準の人と出逢うこともあるだろう。
1人で自分磨きしていきながら出逢うのは友人ではくて親友だ。
極論すれば、親友は生涯でたった1人いれば十分だ。今いなくても安心していい。
孤独を好んでカッコよく自分磨きしていると、結果として、ますます友人も増える。
•「最近つまらないな」と感じたらさっさと抜け出す
運のいい人は、つまらないことが大嫌いだ。
仕事もつまらなかったら、即、面白くなるように知恵を絞る。知恵を絞ってもつまらなかったら舞台を変える。さっさと転職するか独立する。
どんなに年収が高くても、どんなに世間体がよくても、つまらないことはつまらない。つまらないことをしている間は死んでいるのと同じだ。つまらない人と群がっているのも時間の無駄だ。自分が成長できない、面白くない、そう感じたらさっさとその群れから飛び出すことだ。
自分が自由に生きているからこそ、周囲も自由を享受する権利があると考えている。
だから周囲からの人望も厚くなり、どんどん運がよくなっていくのだ。
•稼いだお金は永遠に自己投資し続ける
最高の自己投資はいうまでもなくあなたの頭脳への投資だ。頭脳に投資したものは誰からも盗まれることはない。
貧乏な人は少しお金が手に入ると、すぐに目に見えるものを買ってしまう。分不相応に住宅ローンを組んだり、車を買い替えたり、着飾ったりする。
稼いだお金は自分が将来なりたいものに近づくための勉強に投資しよう。
頭脳は投資するというのは、大好きで興味のあることにお金を使うということだ。
•無理してでもお金持ちと付き合うようにしよう
多少無理してでもお金持ちと付き合うようにすることだ。考え方や行動パターンがにてくるという理由のほうが大きい。つまり無意識のうちにお金持ちである成功者たちの真似をすることによって自然にお金持ちになっていきやすい準備が整ってくるのだ。
今の時代、その気になればいくらでもチャンスは転がっている。あとはあなたが一歩踏み出すか否か、ただそれだけの問題だ。
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