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「教師」というひと

現代社会には、
様々な課題が山積しており
偉い方々が課題解決に向け日々奮闘している。
これは教育現場においても同じだ。

そんな中、「教師」という職について
考え、抱いた思いを書こうと思う。

「教師」という人達は
とても特殊だと感じる。
ほとんどの人は学校という組織で学び
教員免許を取得して学校へ就職する。

学生時代にアルバイトをしたり
家業がある人は手伝いをしたりと
要所に社会経験はあるかもしれないが
人生のほとんどを

学校組織というコミュニティーでしか
生きたことのない人達である。


また、過去の経験から
誰が教師でも面白かった授業については
単純にその科目が好きだったのだと思う。
だが同じ科目の授業でも
面白かった時とそうでない時があったが
これは教師の力量によるものだと思う。

教師は他の職業同様に
専門知識、技能を得た有資格者
つまり「プロ」である。

社会の大半において
お金を払ってプロに仕事を依頼する場合、
成果に不満があればクレームを受ける。

しかしお金を払って学校に行っても
授業がつまらなくて寝てしまったら
教師から「寝るな!」と怒られ
眠たくなる授業をした
教師の力量を疑うことはない。

私達はそんな教師の人達から
社会へ出る知識を学び教員を受けたり
進路指導を受ける。

これは教師を批判したいわけでなく
ただ素朴な疑問としてだが

進学や生徒の対応、コミュニケーション
これらについて教師はプロかもしれない。
しかし、社会人について
また就職や企業が希望する人材について
本当に指導ができるのか。

社会人になり、
学校の勉強との違いを痛感する日々だが
この様な思いをどれだけの教師が
感じれているだろうか。

過去、何人かの有名国立大学卒の後輩の
指導にあたったことがあるが
仕事ができるかどうかは
学歴ではわからないと感じた。
(これから化ける可能性は勿論あるが)

つまるところ
学校と社会ではギャップがあると感じる。

もちろん一概に言えないし
素晴らしい教師は沢山いると思う。
前述した様に、教師批判がしたい訳ではなく
個人的な疑問である。

日々、教育現場で奮闘している
教師の人達を心からリスペクトしています。
応援しています。

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