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せっかくだから広い産後ケアだけじゃなくて

こんにちは、高松奈央です。
私は広い意味での産後ケア、お母さんの産後の人生を作ることを目的とした産後ケアをしたいと育児とフルタイムの仕事の傍ら活動しています。

高松が考える広い意味の産後ケアはこちらをご覧ください。以前書いたノートです。

私は、産後の大変な時を楽に過ごしてもらうだけではなく、その後の人生に活きる経験づくりができる産後ケアを目指しています。
産後の人生づくりを中心に産後ケアを構築するのが、広い意味の産後ケアの考え方です。
その時便利なだけの産後ケアではなく、その後に役立ち続ける産後ケアを目指しています。

一粒で二度美味しいだけではなく、一粒でずっと美味しいを求めてしまう。
一粒でずっと美味しい思いをしてほしい。
人生の中で産後の価値を存分に味わってほしい。

高松な欲張りな性格が少々出てしまった感もありますが、産後はそれだけ人生に影響を与えられるほど価値のあるものです。
そして人生を語るのに欲張りすぎるところなんてない、むしろ最大限に欲張っていいはずです。

なので、ここは最大限にこだわって、欲張っていきたいと思います。

産後は奥深くて、価値のあるもの。しんどいだけじゃもったいない。

せっかくだから広いだけじゃなくて、もっと欲張ってもいいかな。
ということで広いだけじゃなくてというところをもう少し探っていきます。

広くて

広い意味の産後ケアは以前書いたnoteで広義の産後ケアを定義したことから広い意味の産後ケアというようになりました。しかしここでもう一度、広いという意味を考えると「大きい」に近い「広い」が私のイメージに近いな、と。
広い産後ケアで思うイメージを並べます。

広く包み込みたい:お母さんが安心感を持って産後に向かえるようサポートしたいお母さんが人生の根を広く張れるように:お母さんの可能性を広げたい

広さに対しての最初の定義から少々はずれてしまった部分もありますが、お母さんを広くつつみこむこと、お母さんの可能性を広げることを基本にもっておきたい。


長くて

私の産後ケアは人生を取り扱うので、その方法は大変な瞬間を助けるだけではなく、その後の人生に活きるかどうかの視点で判断します。
だからその時は大変でもその後に活きると判断できる方法なら、とことん寄り添う覚悟です。
母乳がどうとか、育児がどうとかその時を乗り越える方法論も大事だけど、方法はお母さんのそれまでの経験や培った能力をもとに考えれば、教科書通りの方法でなくても良い場合もあります。
過去と未来の間に現在をおく。お母さんの経験が作った過去とお母さんが描きたい未来の間に現在をおけば、現在やることは必然的に見えてくる。
その時間軸を大切にしておきたい。


深い

産後の人生にわたって長く産後の経験を活かすには、感情が動いたことをお母さんの経験にしてもらうことが必要です。感情を動かした分だけ経験は重みを増すので、お母さんのその後の経験に活かすことができます。
プラスの感情だけではなく、マイナスの感情も味わってお母さんの経験に深く刻むことは、その瞬間は酷なことかもしれませんが、その後に活きてきます。
深いだけお母さんへの影響力は大きいです。しかし、産後はお母さん一人でマイナスの感情を受け止め切れるほどの身体の状態ではないことは確かなので、私たちが寄り添うことで深いところも味わえるのではないでしょうか。

ちなみに

広い、長い、深いとくれば高いも思いついたのですが、高さは求めません。
お母さんと同じ目線で、今その瞬間に起きていることに同じように目を向けて同じペースで伴走したい。広いところも長さも深いところもどこでもいきます。
伴奏という字のばんそうもいいかな。


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