【子どもにツケを回さないために】シルバー民主主義を解決するためにすべきこと
今宵、朝まで生テレビに出演する。この番組は、高齢化がすごかった。若者世代1人でポツンと出て、「教育のことも話しましょうよ」「今の若者の声を聞いてください」「世代間格差があるんです」「問題意識が全然違うんですけど」今までそういうことを言っても、浮いていた。心細かった。途中で、大きな声で高圧的に遮られるとさえ感じることもあった。
「もっと若者の出演者を増やしてください」番組に出演する度、司会の田原総一朗さんにお会いする度に伝えていた。そして、なんとそれが今宵実現する。
テーマは、「激論!若者世代の本音 ド~する?!ニッポン」だ。
番組のHPを見るとこう書かれている。大人世代の論客といま注目の若者世代の論客が一堂に会し世代を超えて日本の未来を徹底討論!
これは嬉しい。
ぜひ今日は、#朝生 とつけて呟いてほしい。若者世代の声って、本当に選挙の争点になりにくい。参議院選挙の前に、若者の本音が見えるのは大事なことだ。私も本番中にtwitterなどリアルタイムでチェックしようと思う。
イギリスにいっており、スケジュールがあわず何度か出れなかったので嬉しいかぎりだ。
私は本番中に言おうと考えていることだ。
【子どもにツケを回している】
日本は、高齢者の政治的影響が強いシルバー民主主義になっている。そして、若者、子どもたち、将来世代にたくさんツケを回している。気候変動、増え続ける借金、少子化、経済停滞、世代会計をみると60歳以上と19歳以下で1億円以上ある。(将来受け取る公共サービスの受益と税金や保険料の支払いの差)。このような世代間格差がたくさんある中で、若者には危機感がある。
だから、社会を変えられるという成功体験が必要で、社会にどう参加するか考えるシティズンシップ教育は大切。なので、私は全国の学校で出張授業をしている。
【若者に金と権利を】
若者の声を届けるためには、若者に金と権利を与える必要がある。番組でこのようなことを提案したい。
◆シルバー民主主義の解消
持続可能な国をつくるためには、若者の声がより反映される仕組みが必要。
・企業で管理職35歳以下の人を3割に
どのぐらい若手管理職や役員がいるかなど公開義務を作る。若者に決定権を与えることで、10年先の会社ではなく、50年100年先の会社経営の視点が入る。
・余命投票制度
100歳を平均寿命として、自分の余命がポイントとなる投票制度。若者の方がポイントが高くなる。これまで長らく放置されてきた財政赤字、気候変動、少ない教育費などの改善になる。
・若者議会の設置
各地方自治体や国会に若者議会の設置を義務づける。若者議員により若者政策の立案があれば、それを実際の議会で話し合い、投票をしなければならない。(フランスの若者議会を取材)
・若者の圧力団体
労働組合や医師会みたいなものがない。私は、YouTubeチャンネルで作れないか実践中。若者政策の監視団体、若者のための圧力団体も目指している。
・若者政策を推進する議員の応援
若者政策を頑張る議員は票になりにくい。だからこそ応援する。
◆民主主義を学ぶ教育のアップデート
ぜひ、日本のシティズンシップ教育にもっとお金がまわるようになってほしい。若者の政治参加を促すための提案。
・生徒会を学校の最高機関に
子どもたちが民主主義を体感するために学校を民主的にする。生徒会をすべての最高意思決定機関にする。先生に忖度する訳でもない。本気で自分たちの代表を選出する。イギリスでは、フォーム(クラス)毎に、生徒の意見を集約し、投票で決めている学校があり、取材した。フランスの学校管理評議会では生徒代表・学校長などが対等に意思決定している。
・エージェンシー教育の実施
社会を変える成功体験がなければ社会参画をしない。シティズンシップ教育(政治の授業)に加え、エージェンシー教育(社会をかえる教育)を実施する。OECDが推奨している教育。具体的には、政治家への陳情、寄付を集めるチャリティーを実際にやる、署名を集めるなどを実施する。
・先生の政治的中立性をおかした時の罰則規定をなくす
日本では具体的な政治事象を取り扱った教育が3割程度しか行われていない。先生が政治的中立性をおかした時の罰則規定をなくす。
・インターネット投票
ネットで投票できるようにすることで、忙しい若い人でも投票にいきやすくする。若者だけではなく、高齢者の投票率もあがる。
・メディア
選挙報道を大幅に変える。政治をタブー視する社会をどんどん変えていく。意見をいうことを悪いことにしない。メディアからも争点を作り、社会問題解決の提案をしていく。そして、減点報道だけではなく、加点報道や評価もしていく。
また意見をいう教育、議論をし考える教育に変えていく必要があるとヨーロッパを取材し、痛感した。ヨーロッパでの取材経験をしっかり話してきたいと思います。
◆若者議員を増やすために
・被選挙権年齢の引き下げ
18歳から政治家になることができる。若者議員が増えることで若者政策が増える。
・ジェネレーション「パリテ」を作る
各政党35歳以下の立候補者を3割以上にしなければならない。破ったところは政党助成金を減額される。
・参議院を都道府県毎ではなく、ジェレネーション毎にする
世代別に選出人数を変える。10代@名、20代@名など決め、その世代の中で一番ふさわしいと思う人に投票する。
◆少子化対策と経済成長のために
日本はGDPが大きい国だからこそ世界的な権威がある。お金があると、「貿易やめる」と言われると困るから安全保障の意味でも大事。
・人口減少に対し、外国人労働者受け入れ
人口が少ないと経済成長は難しい。労働の担い手になってもらう。
・少子化対策
もっと産みたい人が産める環境を作る。ベビーシッターの補助、教育費を増やす。人に投資する。教員や官僚のブラック化など公務員も含めた人材投資。
・若者の賃金をあげ安心して子育てできる環境に
社会保険を大幅に見直さないと、賃上げや正社員が厳しい。企業は、高い社会保険料を払いたくないから非正規の人が増える。
◆ジェンダーギャップを解消するために
意思決定者に女性が増えるなどの女性活躍が実現されないと、少子化対策なども当事者不在のトンチンカンなものになってしまう。女性政治家や女性役員が増えないとダメだ。
・企業の女性役員比率と男女の賃金格差に公開義務&罰金を
非財務情報を統合レポートなどに載せる。透明性をはかることで改善されていく。これに加え、賃金格差がある場合は罰金を課され、公開される。
・パリテ
各政党の女性立候補者を3割以上にしなければならない。破ったところは政党助成金を減額される。
・男女ペア立候補
フランスの県議会選挙で実施。男女ペアで立候補し、当選が決まる。当然女性比率は5割になる。
◆海外進出
日本にはいいところがたくさんある。韓国のように海外に売っていくことをもっとやるべき。カイジはなぜ、イカゲームになれなかったのか考える必要がある。日本食ブームなのに、日本人ではなく、中国人経営のチェーン店が人気なことがあったりするので、もっと稼げる。
・日本市場を作る
中華街のような日本のいい商品や食べ物がある拠点地を作る。日本の文房具とか、一度使ったら手放せない。
・交換留学を活性化
コロナで鎖国している場合じゃない。一度でいいから海外に少しいると日本の良さとダメなところが分かる。あまりにも日本人しかいない空間に慣れすぎている。外国文化を知るためにも、外国に留学する人の後押しもだが、日本にもきてもらうようにする。少子化で大学経営も厳しいので、海外留学生に来てもらう。
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なかなか実現が難しいものも、アイディアベースな提案もありますが、こういう未来があったら素敵だよね、わくわくするよねと提案しながら、話すこと。失敗しても、さらなる改善をはかり前進していくこと大事だと思います。
子どもにツケを回さないためにできることから始めませんか?
私は、まず参院選に向けインターネット署名を開始しました!
https://chng.it/dRx2NqgMvv
よかったら、署名・拡散お願いします。
また、YouTubeでは政党の党首と対談し、どんな日本を作りたいのか、どんな理念なのか、若者政策をどうすべきかなど聞いていますので、そちらもあわせてご覧ください。
若者のための圧力団体を目指し、また若い人に政治や社会問題を自分ごとととらえ、政治参加してもらうためにYouTubeも頑張っています。ぜひチャンネル登録お願いします。
https://www.youtube.com/user/takamatsuch
未来の子どものためにツケを回さない。
そのために今できることを活動しています。
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今宵の朝生ご覧ください。
2022年5月27日(金) 深夜1:25~4:25放送です。
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