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【皆さまの声を受けて】厚労省に要望書を出すことにしました。



⚫️多くの声をいただいて

改めてにはなりますが、頂いたご意見ひとつひとつ全部に目を通しました。

自分のズレていた部分はどこか、自分にできることは何があるか、何をお伝えしたいのか、自分なりに考えてみています。

まだ理解しきれていない部分もあるかもしれませんが、できる限り言葉にしていけたらと思いますので読んでいただけたら嬉しいです。

今回、本当に多くの方々からお声を頂き、今の日本に広がる不安や経済的な苦しさがこれだけ多くの方々にとって深刻で大きなものになっているのだと、改めてその重さを痛感しました。

「いくら稼いでも、税金や社会保険ばかり取られ、子育てがきつい」
「老後貰えるか分からないのに、社会保険料が高すぎる」
「未来の前に、まず今の生活が苦しい」
「高齢者ばっかり政治が向いているように感じる。若者世代にも目を向けてほしい」

私自身も今の日本でこのような不安や苦しさがあること、経済的低迷が続き未来に希望が持てづらい社会になってしまっていることは理解していたつもりでしたし、自分自身のこととして感じる部分も勿論ありました。

ただ、改めて今回皆さまから頂いた本当に多様で切実なお声をひとつひとつじっくり読み返していく中で、私が認識していたものをはるかに超える様々な不安や痛みが実際にこの日本のあちこちに存在しているのだと、学びを頂く機会になりました。

年金制度の是非の前に、皆さんが実際に感じているこの大きな不安、不満の声は、国が決して無視できない、すべきでない大きなうねりのようなものだと今は確かに感じています。

改めて、この度は貴重な声を届けてくださって本当にありがとうございました。

また、皆さまから頂いた貴重なご意見と同時に、殺意をほのめかすような誹謗中傷やプライバシーを侵害するような情報の拡散、悪質なデマなどが混在して多数届いたことで、本来私が向き合うべき貴重な声の数々にもどこか冷静に向き合いきれていなかった所があったのではないかと、今振り返ってみると感じています。

それらの悪質な声には変わらず抗議の意を表明すると共に、皆さまに届けて頂いた切実なご意見や声を無駄にしないよう、私なりに出来る事をこの場にてお伝えできればと思い、改めてこのnoteを出すことにいたしました。

⚫️厚労省に要望書を提出します

まず、今回皆さまから頂いた声を責任を持ってとりまとめてお届けすべく、厚労省の年金局に経緯をお伝えし、要望書として受け取っていただく手筈がつきました。

意見の集約や要望書をどのようにまとめるかはまだ検討中な部分もありますが、頂いた様々な声を伝えたいと思っています。その際は、私自身の意見と異なるものも含め、なるべく多くの意見をお伝えすることをお約束します。

とはいえ私たちの会社笑下村塾は、フルタイム2名で経営する小さな会社です。スピード感や規模感など皆さんの期待に応えられない所もきっとあるかと思います。できることは小さく、完璧とは決して言えないかもしれないですが、自分にできる限り精一杯尽力していく所存です。

⚫️厚労省に声を伝える方法

また厚生労働省には、国民の皆様の声を届けることができるフォームがあります。年金に対する意見や審議会の改正案に対するご意見、ご提案を直接お届けされたい方は、ぜひ下記にお願い致します。

⚫️「国民の皆様の声」募集 送信フォーム
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail

審議会は当事者が不在になりがちで、国民の声をうまく意見集約できる場には正直なっていないと思います。そのような場をつなぎ変えていくことこそ、審議会で私が担える役割だと考えていました。しかし、その役割として自分に足りていない目線があることを今回の件で学びました。

そのような新しい挑戦をするきっかけを作って下さったのは、声をあげてくださった皆様のおかげです。まだまだ未熟な部分もありますが、ご意見をくださった皆さま、相談に乗ってくださった委員の方、会社の仲間、応援してくださる方に感謝申し上げます。今後も叱咤激励いただけますと嬉しいです。

年金の話は、これから国会で議論されます。
皆さんのご意見を、ぜひ政治家の方々に伝えてください。

⚫️今後の日程

今後のスケジュールの見込みをお伝えします。

12月末:年金部会の審議会で、2年間の議論がまとめられました。
3月上旬:政府(内閣)が法律として国会に提出を目指しています。

年金制度の変更は、これから国会で話し合われ、最終的に法律として決まります。だからこそ、国会で審議されている間に、皆さんの意見を伝えることが大切です。

「このままで大丈夫なのか」「ここを変えてほしい」と思うことがあれば、ぜひ政治家に伝えてみてください。

⚫️政治家に声を伝える方法

政治家は、特に自分の選挙区の声に敏感です。住んでいる地域の政治家に意見を伝えることが、より届きやすいです。

・政治家のホームページのお問い合わせフォームから送る
・国会の「議員会館」に手紙やFAXを送る
・友達と連名で送る(より影響力が強くなります)

忙しい毎日の中で、わざわざ意見を伝えるのは大変かもしれません。「政治に関わるのは面倒」と感じるかもしれません。でも、一言でも意見を伝えることで、政治家が「この問題を気にしている人がいる」と実感し、行動するきっかけになると思います。

もし、できそうな方法があれば、ぜひ試してみてください。
あなたの声が、政治を動かす力になるかもしれません。

⚫️殺害予告を受けました

非常に恐ろしく、不安な気持ちでいっぱいです。

民主主義の社会では意見の違いがあるのは当然ですが、それを暴力や脅迫という形で表現することは、悲しく、許されないことです。

現在、弁護士と警察に相談した上で対応を進めております。被害届の方も無事に受理されました。

暴力で意思を曲げることはありません。冷静に、毅然と対応しながら、自分の役割を果たしていきたいと思います。

この度は多くのご意見をお寄せくださり、ありがとうございました。
審議会の委員として、歴史的に検証され、批判される覚悟はあります。そしてよりよい制度にするために考えつづけ、対話し、提案することを引き続きしていきます。そして、できる限り、説明責任を果たしていきたいと思います。皆さまの声をまずは聞いて厚労省にお届けできるように頑張ります。

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下記は、2月13日追記いたしました。

⚫️アンケートご協力のお願い


要望書を提出するにあたっては、年金についてのアンケートを実施します。 ぜひ、アンケートにご協力いただけますと幸いです。 下記がアンケートのリンクになります。

年金制度改正のアンケートのお願い【要望書の作成にむけて】 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScm2wv3v8n8roXuPe_3uoD_OkRao9xvlkcyI9mHOKs2HtGpHw/viewform

2月20日に回答を締め切ります。 皆さまの声を厚生労働省にお伝えできますよう頑張ります。


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たかまつなな/笑下村塾 代表
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