【29歳の決意】若者の政治参加に捧げます。
本日、29歳になりました。
6年前、18歳選挙権が導入された時に、私は笑下村塾を作りました。
お金がなく、資本金1円で会社を作りました。
あれから山あり谷ありでした。
多くの仲間たちが、「主権者教育や若者の政治参加はお金にならない」と泣く泣く撤退する中、なんとか周りの方々に助けていただき、生き延びてきました。
ただ、生き延びるだけではダメです。
若者や子ども、未来の子どもたちが置かれる環境は益々苦しくなっていくでしょう。
世代間格差を是正したり、政治を未来を見据えたものにしたり、若者と政治の距離を身近にしたり、生きづらさをなくしたり。そういう自分が目指す世界への到達には、まだまだお金も、力も、影響力も足りないです。
だからこそ、私は今年イギリスと二拠点生活をし、ヨーロッパに取材に行き、若者の政治参加についてアップデートしようとしています。
その取材での効果や方向性は、少しずつですが、見えてきました。
選挙後に、笑下村塾の仲間と必死にブラッシュアップしていきます。
特に力を入れたいのは、下記のことです。
①行動する
今まで若者の政治参加の団体は、中立を意識するあまり、政治と過度な距離をとったり、意見を表明することを避けたり、投票以外の政治的アクションをとってこなかったことが多かったです。ですが、自分たちが行動しないようでは、若者を巻き込めないと思います。なので、与野党へのバランスなどには留意するものの、若者のためになる政策などについて、積極的にアクションをとっていきたいと思います。
早速、インターネット投票の実現の署名活動を始めました。
https://www.change.org/vote_online
このように声をあげ、若者の成功体験を作ることをはじめていきたいと思います。
②ゴールは、社会を変える成功体験
ヨーロッパを取材して思ったのが、学校で校則を変えるなど、社会を変える成功体験を積み重ねているからこそ、選挙や署名、デモなどたくさんの政治参加につながっているということです。
主権者教育の研究をしているイギリスの学者、デイビッドカーさんに取材したところ、主権者教育のゴールは「権力がどこにあるのか知ることだ」と言われ感動しました。 権力を監視することももちろん大事ですが、その権力の使い方を知り、若者の声を実現していくことが大事だと気づきました。日本の子どもたちにも変えたいという思いはあります。実際、私たち、笑下村塾の出張授業では、子どもたちに社会を変えるために宣言をしてもらっていますが、たくさんの素晴らしい宣言が出てきます。例えば、「校則を変える規定がないのがおかしいから出馬したい」「電車の本数が少ないから増やすために署名活動をしたい」「生理用品を無償で配布するためにSNSで賛同を集めたい」「若者の声を届けるために、友達を選挙に誘って投票率をあげたい」などたくさんの宣言がありました。変えたいという子どもたちと共に伴走して社会を一緒に変えていくことをしていきたいと思っています。
③自治体との連携
主権者教育は、すすめていくのが実はなかなか大変です。例えば、投票率があがって、得する政党と損する政党があり、政治的にも難しいところがあります。だからこそ、子どもの可能性を信じている自治体と一緒に組んで小さな成功事例をどんどん増やしていきたいと思います。実際、今年は群馬県と一緒に県内すべての高校を目指し、出張授業を行います。
具体的には、私たちがこれまで知見がある主権者教育や、ヨーロッパで取材してきた若者議会などを自治体と連携してすすめていきたいと思います。こことの連携できるんじゃないかというアドバイスなどあったらぜひ教えてください!
自分は、30歳を目前に若者ではなくなっていく、それでも若者の声を大事にしていく中で、どうやって若者の声を代弁するのかなど葛藤がおおかったのですが、主役が自分ではなく、自分より年下の世代へ、そしてその子たちと一緒に変えていけばいいのだと、自分がおばあちゃんになっても、そうやって活動していけたらいいなぁと考えが変わっていきました。
だから年齢による焦りとか、早く社会を変えなきゃいけないとかは前より思わなくなってきました。ただ、私たちの団体しかない。だからこそ、なんとかして仕組み化できないかと考えています。変えることや若者が行動すると生意気だと叩かれるということを痛感しているからこそ、参加する若者の心理的安全を確保して、若者の応援をしていきたいと思っています。
ミニマリストになった私は物欲が全くありません。
誕生日プレゼントは、ぜひYouTubeチャンネルのサポートや出張授業の交通費など運営資金としてご支援いただけたら嬉しいです。
https://www.takamatsunana.com/support
今週も出張授業にたくさんいきます!
誕生日当日も群馬県にいってきます!
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