禁煙がそこそこ続いている話
多くの人に意外と言ってもらえますが、私は結構な愛煙家でした。
愛煙家と言っても、1日に1箱を吸うとかそんなヘビーなレベルではなく1日10本程度のライトスモーカーです。
大学3年生の夏に、部活の同級生に誘われて吸い始めてから20年近く吸い続けた煙草ですが、今年の2月に禁煙を初めて、現在で約4カ月。
今でもちょっと吸いたい時があるけど、何とか禁煙を続けています。
禁煙のきっかけは、今年の2月に新型コロナウイルスへの感染したこと。
発熱に加え、1週間近く呼吸苦の症状があったため、この期間は本当に煙草を吸う気がまったく起きず、ただただ、お布団の中で回復に努めていました。
熱も呼吸苦も次第に収まり、気だるさが少しずつ体から抜けた頃に沸き起こる喫煙欲。
しかし、私は思いました。
「煙草やめるなら今や」。
私が煙草を吸い始めた20年前は、「マイルドセブン」が1箱250円でした。
今では「マイルドセブン」は「メビウス」にその名を変え、値段も1箱580円です。
2倍以上です。
煙草高すぎるわ。
喫煙による健康被害も禁煙の理由の1つですけど、何より煙草の値段が高すぎ。
250円では当時の学食ですら、お昼ごはんを食べることのできない金額ですが、580円あればお店によっては今でも牛丼の大盛が食べられる。
煙草って、なかなかの贅沢品やん・・・。
と、そんなことをここ数年考え、いつかやめたいなぁと思っていたところ、やっと実行できたというものです。
ちなみに、この4カ月の間に5回、喫煙している夢を見ました。
心の奥では、未だに吸いたい気持ちはくすぶり続けています。
そのため、喫煙可(屋外)である写真の師匠のスタジオには、2月から寄り付かなくなりました。
喫煙欲って、生活習慣であったりルーティンなので、起き抜け、仕事の前、食後、飲み会、師匠のスタジオ、ダイビング後など、これまで吸っていた時間や場所で煙草に火を付けたくなってしまいます。
禁煙ってそういう時間や場所で沸き起こる、吸いたい気持ちを強く抑えつけて、自分のルーティンから喫煙を排除する作業だと思います。
飲み会や、ダイビングも何とかクリアして、先日やっと師匠のスタジオをクリアすることができました。
正直、結構辛かったです。
残るはジープ島だけです。
ただ、ここだけはクリアできる自信が全くありません。超絶円安だし、しばらく控えようかな・・・。
禁煙のきっかけはコロナでしたが、なんであれ禁煙できるのはいい事だと思います。
まだ4カ月程度で、まだまだこれから長い年月禁煙生活を続けることになるのですが、とりあえず今は喫煙の欲が程々に収まっているので、本当に自分を褒めたいと思っています。
浮いたお金で何か買おうかな。