國學院大學日本文化研究所編『歴史で読む国学』(ぺりかん社、2022年)を読んで①
この3月に国学史を語るために必須の入門書が世に出た。國學院大學日本文化研究所編『歴史で読む国学』(ぺりかん社、2022年)である。
私はこの意欲的な著作をtwitter上で知ることとなった。偶然にも、本著作の執筆者の御一人でいらっしゃる齋藤公太先生が、本著作について言及されているツイートをお見掛けした。実はこの3月に卒業論文を提出したばかりの私にとって本著作は、タイムリーなものだった。また改めて別な投稿で書こうと思うが、私は幕末期の国学者である大国隆正を卒論で扱った。まさし