記憶とは異なる時代の糸を織り合わせながら紡ぐ物語だと思っている。 その記憶を呼び覚ますのが音楽ではないだろうか? YOASOBIのアンコールを聴く度、僕はこの時の撮影を思い出す。 #記憶 #物語 #音楽 #YOASOBI #撮影 #ポートレート
写真は己の心の映し鏡だという。心根の優しい人が撮れば優しい作品が生まれるし、人間性に疑問符が付く人が撮ればそのまま写真に現れる。 僕はカメラを構えた瞬間に音楽が聴こえてくる事がある。いつの頃からかこう思うようになった。「情感溢れる世界を描きたい」まだまだ未熟者だけれど、思いは少しずつ形になりつつある。 #ポートレート #情感 #音楽 #写真
いつまでも響き続ける言葉がある。僕にとってそれは、ポートレートを通じて知り合ったカメラマンや被写体さんの言葉だと言える。 ある日の事、いつも見ている被写体さんの作品にいつもと違う空気感が漂っていた。2年間ほぼ毎日見てきたから分かる。不思議に思い聞いてみると、被写体を始めた頃の作品だと言う。 「きっとこの雰囲気はもう私が出せない…同じ写真は二度と撮れないの…だから丁寧に丁寧に表現したい」 「takaさん、一回一回の撮影って儚い記憶なの。だから毎日の生きた証を丁寧に丁寧に切
半年前まで映画のワンシーンのようなポートレートに強く惹かれた。 好きな世界と撮れる世界は似て非なるものだ。 元々持っている感性が合えばいいが、そうでない場合は悲劇でしかない。 僕はそれまでの自分を否定し、 真逆の方向へギアを入れた。 ケンコーのブラックミストを使ってみると欲しかった世界は簡単に手に入った。 被写体さんからも概ね反応は良かった。でも時が経てば経つほどにフラストレーションは溜まっていく。 ある日、ご縁があって何かとアドバイスして下さるカメラマンに言われた。 フィル
ポートレートを始めた頃、 僕はSIGMAの30mmで撮っていた。 寄りで撮る事が多かったから丁度いい焦点距離だった。 ところがいつの頃からか違和感を抱くようになる。 何かが足りない。答えを探した。 ある日運命の85mmと出会う(同じくSIGMA) 画角は狭くなり、それまでカメラを構えていた距離ではフレームに被写体を収められず、苦笑いするしかなかった… やがて慣れた頃、ある被写体さんとの撮影で僕はそのレンズと恋に落ちた。 ボケ感…抜け感…これだ! 心の中で喝采した。 いわゆるポ
いつか…と言ってるカメラマンさんはいつまで経っても依頼が来ない…と、あるモデルさんに言われました。その通り…撮れたらいいなと撮りたいでは心の温度差が違う。未来は今決めて動こう!その時心に誓いました。それから僕の目の前に広がる景色は少しずつ変わっていったのです(文中に出てくるモデルさんと載せた写真は関係ありません。でも大好きな一枚なので使わせてもらいました) #カメラマン #モデル #依頼 #未来 #心の温度
上手い下手はおいといて、自分の撮る写真が好きか嫌いかが何よりも大事だと思う。どんなにリスペクトしているカメラマンがいようとも、その後ろ姿ばかり追いかけていては永遠に同じステージには立てない。評価を決めるのは自分であって他人ではない。他人軸ではなく自分軸で撮ってこそ高みを目指せるのではあるまいか。 #写真 #自分軸 #他人軸 #カメラマン
何をするのも最初の一歩は重い。 何故ならば、人は失敗を恐れ完璧に準備をして始めようとするからだ。 まず動く。見切り発車でいい。 始めなければ何も始まらない。 そういう僕も、上手く出来なかったらどうしよう…そんな事ばかり考えて結局何も始めない。そんな人間だった。 転機はポートレートを撮り始めてからだ。 ある被写体さんとの撮影が決まった時、上手く撮れなかったらどうしようと焦った(笑) 恥を忍んで、インスタで交流のある別の被写体さんに相談した。 するとその人はこう答えた。