第2章 専門医とは まとめ 『中堅放射線治療医が見てきた医局と資格 (仮)』の草案
過去の内容はこちらのマガジンに保管しています。
今日は専門医の現状について書いていきます。
本文はここから。
このように、専門医資格とは、最低限の臨床的な経験や知識、技術を備えていることの証明になります。そして、専門医資格は私たち医師のキャリアの選択肢を増やしてくれる可能性があります。
しかしその一方で、多くの医師が専門医を持っているため、その価値は必ずしも高いわけではありません。むしろ、場合によっては専門医を持っていないことの不利益のほうが目立つかもしれません。
こうした状況は、多くの若い先生たちが専門医を目指す、ひとつの理由になろうかと思います。私は医局に所属することで、順当に専門研修を積み、専門医を取得しました。医局人事の外に出てみると、専門医資格は持っててよかった、と実感しています。
ですから、取得や更新の手間はあれど、専門医資格は保有していたほうがメリットがあるのではないか、というのが今の私の結論です。
それでは、学位はどうでしょうか。学位も私たち医師が取得する主な資格のひとつです。医局に所属することで、学位を取得する機会も得られます。まずは、厚生労働省のアンケートから、研修医の先生の動向を探ってみましょう。
(400字)
累計文字数
はじめに 800
医局と臨床、研究 1600
医局と教育 1200
医局と人事 2400
医局の構成員 800
医局に入る研修医の割合 700
医局のメリット 1800
医局のデメリット、人事 900
医局のデメリット、人間関係など 1300
医局じゃなければ 1500
医局と私 1900
医局のまとめ 200 (医局関連で14300字)
専門医とは 1500
専門医を目指す研修医は90% 400
専門医のメリットとデメリット 1100
専門医をみんな持っている 1600
専門医のまとめ、学位へのつなぎ 400
合計 20100
短いですが、次回への導入までで今回は終了です。
いよいよ2万字を超えてきました。
本文は半分くらい書いたような気がします。
全体で4万字くらいになるのかな?
読んでいただきありがとうございました。
髙草木