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第3章 放射線治療医とは 『中堅放射線治療医が見てきた医局と資格 (仮)』の草案
過去の内容はこちらのマガジンに保管しています。
今日からいよいよ第3章。
放射線治療医や医師免許について考える章です。
当初の構想的には最終章になる予定です。
本文はここから。
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この章では、私がいま従事している放射線治療医について紹介していきます。また章の後半では、医師資格そのものについても考えてみましょう。
まず、放射線治療科(放射線腫瘍科とも言います)とは、どんな診療科でしょうか。専門医機構の枠組みでいえば、1階にあたる放射線科専門医のサブスペシャリティ領域のひとつです。放射線科のサブスペシャリティは、放射線診断と放射線治療のふたつに分かれます。
放射線診断専門医は、主にCTやMRI、PETなどの画像から、異常を発見して病気を診断する、画像診断のスペシャリストです。また、IVRと呼ばれる治療方法も放射線診断の領域に含まれます。IVRはInterventional Radiologyの略で、カテーテルを用いた血管内治療などが主体です。
これに対して、放射線治療専門医は、放射線を用いてがん治療を行う専門家です。
放射線治療は多岐にわたります。最も一般的に行われる放射線治療は、X線を用いた放射線治療です。X線による放射線治療の中に、高精度放射線治療と呼ばれる、強度変調放射線治療(IMRT)や、定位放射線治療が含まれます。また、X線以外にも、放射線を放出する小さな金属の粒を体内に挿入して行う小線源治療や、近年注目されてきている陽子線や重粒子線を用いた粒子線治療があります。
私が専門にしているのは、放射線治療です。今現在勤務している病院では、X線治療のみ実施していますが、過去には小線源治療や重粒子線治療にも携わってきました。
ここでは、そんな私が見てきた放射線治療医のメリットとデメリットについて紹介していきますね。
(700字)
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累計文字数
はじめに 800
医局と臨床、研究 1600
医局と教育 1200
医局と人事 2400
医局の構成員 800
医局に入る研修医の割合 700
医局のメリット 1800
医局のデメリット、人事 900
医局のデメリット、人間関係など 1300
医局じゃなければ 1500
医局と私 1900
医局のまとめ 200 (医局関連で14300字)
専門医とは 1500
専門医を目指す研修医は90% 400
専門医のメリットとデメリット 1100
専門医をみんな持っている 1600
専門医のまとめ、学位へのつなぎ 400
学位とる研修医は30% 600
学位のメリット 1000
学位のデメリット 1400
学位と私 1400
論文の意義 2300 (専門医から論文までで11700字)
放射線治療医とは 700
合計 27500
![](https://assets.st-note.com/img/1735095699-4WlfUm2NXsHaR0uJM3hDgF9A.jpg?width=1200)
とりあえず導入部分だけ。
次回は放射線治療医について考えてみます。
読んでいただきありがとうございました。
髙草木