勝手に本屋さん紹介「ブックスキューブリック」2002.5.19記録
昨年のオープン時に友人が、知らせてくれ、 その後、いろんなメディアで紹介されていたので、お邪魔して
みたいと思いつつ、もう一年がたっていた。
アカシ氏の上映室REEL OUTがブックスキューブリックの近くなので、森達也作品を見る合間にお邪魔することにした。
3本の作品を見る間の休憩時間が50分あるのだ。
最初の休憩の時に走ってゆき、店を拝見し、買い物もした。
ご店主らしき方がいらっしゃるようだったので、レジの女性に挨拶をし、写真撮影の許可を頂こうとすると、ご店主が中から出て来られ、改めて挨拶。
なんとわたしのことを知って下さっていて、それはなぜかというと、「はかた版元新聞」2号の拙文を読んでいたり鳥取「定有堂書店」のご店主奈良さん経由だったりいろいろなんだけれど、とにかく話がスムーズにすすみ、写真の撮影どころかお茶までご馳走になる始末。
店は、13坪。
この一年、順調に売上を伸ばしているとのこと。
代表と、スタッフ一名の計二人分の給料を出せるくらいになってきて、続けていける見通しができた、と。
これはたいへんなことだ。
大井さんは、イベント関係の仕事をされていたそう。
規模は大きいけれど、スポンサーに左右されることがいやになって、
毎日こつこつと「棚を耕す」職人のような本屋をしたいと、地元福岡に戻り、今にいたる。
福岡市内の書店で1年間アルバイト(死ぬかと思うくらいきつかったそう)して、昨年の春開店。
外からみると、そこだけヨーロッパの街角のよう(ってヨーロッパ行ったことないすけど。いやヨーロッパどころか四国も北海道も行ったことない)。入り口のすぐ右のコーナー
「絵本・芸術」のくくりで
音楽・映画・アート・写真・建築 など
書籍・雑誌の区別なく置かれている。
お客さんにとっては、それが「書籍扱い」であろうが「雑誌扱い」であろうが関係ない。
でも多くの書店では、書籍担当と雑誌担当は違う人で、それがゆえに、一緒にまとめて置くことが難しかったりする。つまんないことなんだけど。
絵本は、「ぎっしり」あります。
右下の水色の表紙の絵本は
バージニア・リー・バートンの
「ちいさいおうち」
はしっこに、福岡発
インディーズマガジン発見!
「rythm」
「New Theatre Review」
でした。
ともに300円、読み応えアリ
13坪なのに、不思議と
「あれもないこれもない」という感じはない。